
これならできる!「使いやすいキッチン」をつくるたった2つのポイント
毎日使うキッチン。本当にあなたに使いやすい仕様になっていますか? ごちゃごちゃして料理が面倒、とストレスに感じてしまっている人も多いはず。
その原因は、キッチンにある道具や食器が多すぎることかも。今回は、GATTAで過去に紹介した方法を参考に、台所周りの収納を見直してみましょう!
1:キッチンツールは1軍・2軍にわける
使いやすそうな物があるとついつい買い込んでしまっていませんか?
ツールの形はどれも不揃いで、お互い絡み合いやすく、取り出しずらくなっているお宅も多いはず。手持ちのツールをよく見ると、フライ返しやお玉、菜箸のようにほぼ毎日出番がある“1軍ツール”と、マッシャーや泡立て器のように使用頻度が低い“2軍ツール”に分かれます。
ずばりキッチンツール収納のポイントは“1軍・2軍に分類”すること!
1軍はガスコンロの近くに
1軍ツールは、とにかく料理中に手が伸ばしやすい場所に。どのご家庭でも1軍ツールはフライ返し、菜箸、お玉やトングなどになると思います。これらを使うのって、ほとんどがガスコンロの近くではないですか?

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だから1軍ツールの定位置は、ガスコンロから一歩も歩かずに手が伸びる場所。コンロ下の液体調味料ラックにツールスタンドを入れ、1軍ツールを立てると、とても使いやすいですよ。

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対して2軍ツールは、火の近くで使うものは少ないはず。泡立て器、マッシャー、ピーラー、すりこ木などがそれにあたります。
これらは毎日使うわけでも、火の近くで使うわけでもないので、キッチンのメインポジションであるガスコンロ前から少し離れた場所でも不便はないでしょう。
2:食器棚も仕分けできれいに
食器棚が雑然としてしまうのも食器の数が原因のことが多いです。棚の外に並べてみると、その数にびっくりさせられます。これらを、いま使っているものと、使っていないものに仕分けしてみましょう。

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ここで実例をご紹介します。
食器棚の中身を出してみると、子どもが産まれる前に夫婦ペアで買ったもの、引き出物でペアでいただいたもの、理由もなく4つ買って1つ割れたので3つ残っているもの、など……。
家族の人数が4人なら日常的に同時に使うグラスは4つ。そこに加わるお客さまの人数が4人程度であれば、必要なグラスは8つです。
それに対して、2つだけ、3つだけで揃っているグラスはライフスタイルに合わず、“使いにくいもの”になっているのです。時間とともに、家族の数も、お客さまの数も変化しますよね。
「今の生活に合っているのか?」を冷静に考えることが大切です!
食器の種類は抑えて

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食器の種類は、全て同じものでもいいし、数種類を混ぜてもいいでしょう。
しかし、数種類のものを混ぜて揃える場合は、デザインが違っても大きさやテイストが似ているもので揃えるのが鉄則。できる限り種類は少なく押さえたほうがテーブルも食器棚の見た目もスッキリきれいにまとまりますよ。
導線をすっきりさせたり、収納の見栄えを良くしたり……毎日使う“キッチンを数”に注意して見直すと、意外と簡単に気持ちのいい空間にすることができそうです。ぜひ実践してみて下さい。
【参考】
※ 使いやすくて、すっきり。簡単にできるキッチンツールの収納術
※ スッキリ&使いやすい食器棚に!本当に必要な「適量」の見つけ方
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