
気疲れしてない?コミュニケーションを円滑にする「ミラーリング」とは
どこにいってもなかなか周りの人とうまく何かを行うって難しいですよね。年上の人なら気を遣わなきゃと感じたり、気分屋さんがいたら機嫌を損ねないようにしなくては…など色々気を回して疲れてしまうことが多いのではないでしょうか?
今回は別役慎司 著『働く女子の女優力』を参考に、周りの人とうまく何かを成し遂げるための方法をご紹介します。
ミラーリングというテクニック
相手と意思疎通し、良好なコミュニケーションを取る上で、「ミラーリング」というテクニックがあります。1対1で話す際に、それとなく鏡のように相手の仕草を真似る神経言語学的プログラミングの手法です。
ミュージカルにはアンサンブルという、同じ仕草を同じタイミングでぴったり合わせて踊らなければならないポジションがあります。
しかしながらアンサンブルを完璧に行うためにはミラーリングだけでは足りず、次の2つのことが求められます。
呼吸と尊敬がカギ
まずは呼吸の一致です。調和が乱れている時に「息が乱れる」などといいますが、動きが揃わない時というのは確かに呼吸もズレているのです。
そしてもう一つ大事なことが、日頃からお互いを尊重し理解し合う心です。ミュージカルに限らず台詞劇であっても、お互いの信頼感は演技から伝わってきます。
自分だけが目立って活躍できればいいと考えている人がたくさんいるとこういった作品も質が悪くなります。これはビジネスにおいても同じことですよね。
アンサンブルの輪を広げよう
全体の調和を乱すことは簡単です。ただあなたがエゴイスティックになって自分勝手に振る舞うだけ。もしあなたの職場が既にそんな状態であるなら、あなたを起点にアンサンブルの輪を広げていきましょう!
あなたから動きを合わせ、呼吸を合わせてあげれば、全体の調和がうまくとれるはず。気を張らなくてもいい、調和された環境づくりをしていきましょう。
【参考】
※ 別役慎司 著『働く女子の女優力』
【画像】
※ Look Studio / shutterstock
【関連記事】
※ LUX girlが聞く!Cookieboyさんに学ぶ「自分らしく輝く生き方」とは(PR)