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【サクッと薬膳朝食レシピvol.2】疲れが抜けないときに食べたい山芋粥

2017.04.22 07:00
(C)GATTA

しっかり寝ても疲れが抜けない、夜になると疲れてしまう……もしかしたらそれ“気”や“血”が不足しているのかもしれません。

こんなときは、胃腸に優しく気血を補う薬膳朝食で、今日1日のエネルギーとなるパワーを補ってみてはいかがでしょう。

今回は、国際中医薬膳師の筆者が疲れているときに食べたい、優しい薬膳朝食レシピをご紹介します。

 

心の疲れは体の疲れに

東洋医学では“心身一如”という考え方があり、ストレスで心に負担がかかると、身体にも影響があるとされています。心と体はつながっている、という言葉、聞いたことがあるのではないでしょうか。

ストレスは気を消耗してしまうため、プレッシャーや人間関係のストレス、過労などで現代人は気を消耗気味。

また、不摂生や不規則な生活で胃腸が弱ると、身体を動かすために必要な気が作れず、疲れが抜けない状態に。長引くと悪循環になり、やる気が出ないなど、心の不調にも繋がることもあるのだとか。

 

疲れが抜けないときに食べたい「山芋粥」の作り方

今回ご紹介するのは、気を補い、弱った胃腸をサポートしてくれる、疲労回復を目指す朝食レシピです。

(C)GATTA

●材料(2人分)

山芋 10cmくらい

ごはん 茶碗軽く1杯

ささみ 2本

しいたけ 2個

生姜 1片

もずく 1パック

梅干し 4個

とろろ昆布 適量

 

●作り方

(1)鍋に水400ml、そぎ切りにしたささみ、薄切りにしたしいたけ、皮ごとすりおろした生姜を入れて火にかける

(2)きれいに洗った山芋の水気を拭き取り、割りばしか菜箸を刺す

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(3)コンロであぶって山芋のひげを焼き、1cm角に切る

(C)GATTA

(4)ごはん、山芋を入れて、中弱火で5~10分煮る

(5)もずくを入れて一煮立ちさせたら塩(分量外)で味を調え、梅干しととろろ昆布をのせて完成

 

薬膳ポイント:一物全体~無駄なものはない~

(C)GATTA

山芋は滋養強壮食材として薬膳ではよく使われる食材。胃腸の働きを良くする働きもあり、スタミナ食材として知られています。“山薬”という高価な漢方薬は、実は山芋です。

そのほか、薬膳ではお腹を温め疲労回復が期待できるといわれる鶏肉、胃腸薬にも使われる冷えとり食材の生姜、気を補い胃腸を養うしいたけと、胃腸に優しいお粥レシピ。

薬膳では“相須”という、性能が似ている食物を同時に使用すると、それぞれの作用を増強しあうという考え方があり、山芋粥は弱った胃腸を元気に、そして気を補ってくれます。

また、春の不調に補いたい“酸味”をもずくと梅干しで加え、イライラや無気力といった気のバランスもサポートしています。

今回ご紹介したい薬膳ポイントは“一物全体”。薬膳の基礎ともいえるひとつで、いのちに無駄なものはない、という考え方です。食材は皮や葉も丸ごと食べましょう、というもので、今回のレシピでは生姜や山芋も皮ごといただくようにしています。

普段捨てがちな野菜の皮なども、きんぴらやお味噌汁の具として活用してみてはいかがでしょう。家計の節約はもちろん、実は皮にも多く栄養が含まれているんですよ。

 

食物は気を養い、すべての気の活動の基礎といわれています。朝食で気をチャージして、1日元気に過ごしましょう。

国際中医薬膳師
大手エステティックサロン店長を経て独立起業。エステティシャン歴は15年となり、これまでに男女延べ1万人以上を施術。施術中心の生活を続ける中で、からの不調や不定愁訴の相談をされることが多くなり、内側からのケア、特に食生活の大切さを感じたことから、薬膳の資格を取得。健康へのアプローチとして東洋医学との融合を目指している。
漢方を使ったお茶やスイーツをサロンで提供するほか、中医学の考えに基づく季節や体調に合わせた養生法などを提供している。現在は施術の他、エステ講師、美容ライターとして活動中。国際中医薬膳師/中医薬膳師/リフレクソロジスト/骨気小顔管理士
From 坂本雅代・・・「たくさんの輝いている女性にお会いしてきましたが、みなさん自分をよく知っている方ばかり。自分に似合うもの、自分らしさを大切にすることで、他者とは違うその人の魅力が増すのでしょう。また、心身健康であることの上に、美しさが成り立ちます。忙しい毎日をパワフルに過ごせるヒントになるようなことをお伝えできればと思います。」