
頑張った1日の終わりにリラックスできるヨガポーズ【nattyYoga】
新年度を迎え慌ただしくなるこの季節。しっかり睡眠時間を確保できていますか? GW前までは歓送迎会などが重なり、毎日十分な睡眠がとれないこともあるでしょう。
また、遅くに帰って疲れていたとしても、なかなか寝付けない方もいらっしゃるのではないでしょうか。それはもしかしたら頑張っている興奮状態だからかもしれません。
そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、頑張った1日の終わりに身体をリラックスさせてくれるヨガポーズをご紹介します。
1日頑張った身体はなかなかリラックスできない?
体内の活動を調整するために24時間働き続けている自律神経には、身体を活発に動かすときに活発になる交感神経と身体を休ませるときに活発になる副交感神経があります。
しかし、長い時間仕事などでの緊張状態が続いたり、ストレスを感じる時間が多くなると、交感神経がずっと優位になった状態が続いてしまうことも。
それによって寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったり、疲労が取れにくくなったり……と色々な悪影響を及ぼす可能性があるといわれています。
動画を見ながら…LET’S TRY !
今回はおやすみ前に行いたいリラックスポーズの“猫と牛のポーズ”をご紹介します。寝る前に背中の筋肉の緊張をほどき整えながら、ぐっすり眠れる身体へ導いてあげましょう。
(1)まずは四つん這いからスタートです。
(2)肩の真下に手をつき、足の付け根の真下に膝をつきます。
(3)背中を真っ直ぐにして一呼吸しましょう。深く鼻から息を吸って、大きく吐き出します。
(4)次の吸う息で目線を少し上にあげながら、坐骨(ざこつ)を持ち上げ、胸を天井の方へ、お腹を床の方に沈ませていきましょう。
(5)次に吐く息で背中を丸くしながら天井に押し上げ、頭を下げます。このとき、目線はおへその方へ。そして、尾てい骨・坐骨は下におろしていきます。
(6)深い呼吸とともにゆっくり繰り返しましょう。
(7)吸いながらお腹を床に近づけて、お尻を少し持ち上げます。胸を開かせるイメージです。
(8)吐きながらお腹を背中の方へ押し上げていきます。丸く高くを意識して。
(9)深い呼吸を意識して、力まないように動かしていきましょう。
気持ちよく、ゆっくり背骨を動かしてあげるのが大事なポイントです! 数回繰り返して ポーズをほどきましょう。
腰痛や反り腰、肩・首・背中の緊張が気になる方にもオススメです。毎日の寝る前に新習慣、続けることで身体も心も少しずつ変化が訪れるはず。とはいえ無理は禁物。できる範囲で、ぜひ試してみてくださいね。