
水垢、カビもスッキリ!年末にやっておきたい水回りの掃除のコツ3つ
師走というだけあって、気づけばもう年末。毎年恒例の大掃除の時期です。そこで今回は、過去のGATTAの記事から、水回りのお掃除のコツを集めました。
お風呂掃除は防止策でカビを防ぐ!

出典:https://gatta-media.com
お掃除の原則は、ホコリが落ちたりすることを考えて“上から下”の順に行います。そのため、お風呂も天井の掃除からスタートしましょう。腰から上のエリアのカビ取りには、100倍に薄めた塩素系漂白剤を塗ると良いそう。
100倍の漂白液を作るには、小さじ1杯(5ml)の洗剤に対してペットボトルの水(500ml)を入れるとベストです。作った漂白液は柄つきスポンジに浸して、ボタボタ落ちない程度に水気を切ったら天井や壁に塗りカビ取りをしていきます。
一通り塗り終わったら放っておけば乾くため、そのまま放置しておいても大丈夫です。お風呂は見えないけれどカビの温床になるので、こうしてカビ退治ができると気分的にもスッキリします。

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そして特に浴槽部分のカビが溜まりやすい目地やパッキンの部分は、塩素系漂白剤の原液でしっかりカビ退治します。洗剤の原液にキッチンペーパーを浸し、浴槽周りの目地にぐるっとパック、乾燥防止のためにラップで上からカバーしてください。1時間〜1晩くらい置いておくと、溜まったカビも随分キレイになります。

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そして、床も天井や壁同様に塩素系漂白剤を薄めた液でカビ取りします。天井や壁は100倍に薄めた液でしたが、腰から下はもう少し濃い目が良いため、10倍に薄めた液を使います。

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最後の仕上げに防カビ用に市販されている燻煙剤を使い、カビが生えにくい状態にします。シュワシュワと煙が発生した状態で扉を閉めて、しばらく放置しておきましょう。こうすると数ヶ月はカビが発生しにくくなるんです。
便器の汚れもこれでバッチリ!

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次に便器の掃除方法。男の子がいる家庭では特に、お掃除前、便器の奥の方に茶色い尿石がこびりついてしまい、トイレブラシではなかなか落ちない状態になっているのではないでしょうか?
そこで、まずは水垢汚れに強い酸性のトイレ用洗剤を使って汚れをパックします。

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汚れに酸性洗剤を塗った上からトイレットペーパーを貼り付け、さらに上からまた洗剤をかけ、1〜2時間放置。しっかり汚れがこびりついてしまっていてこれだけでは取れない場合は、金属ベラ(100均で買ったもんじゃベラで代用可能)でカリカリと汚れをこすりおとしましょう。ヘラの角を使って根気強くこすっていくと、だいぶ茶色い汚れはおちていきますよ。
そして仕上げは丸めたラップにクレンザーをつけ、こびりついた汚れをこすります。クレンザーは研磨剤なので、かなり強めにこすって削りおとすのがコツ。何度もこすり、なんとかここまで汚れを落とすことができました。まだ薄い汚れは残っているものの、茶色くこびりついた目立つ汚れはほとんどとない状態に!
ウォシュレットのノズルも結構汚れが溜まりやすいところです。こちらも金属ベラでこすってすっきりキレイに。なかなか普段のお掃除では取れない汚れなので、この大掃除の機会にキレイにしましょう!

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さらに酸性洗剤をつけた古いハブラシを使って、普段できない便器と床の繋ぎ目のスキマもお掃除。見落としがちですが、こちらも尿が入り込んでニオイの原因になりやすい場所だそう。こすったあと、数分おいてからタオルなどで拭き取ります。
床がタイルのお宅は、タイルの目に汚れが入り込んでいる場合も。こちらも同じ方法でお掃除するとだいぶキレイになります。
キッチンは水垢をためないようにする

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元々備え付いているコップの水切りなどをなんとなくで使っている方は思い切って撤去してみましょう! それほど使わないのについつい置いておいてしまうとそこにどんどん水垢がたまってしまいます。

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水切りかごの受け皿も同様。一般的には受け皿とセットのものが多いので、どうしても受け皿に水垢がたまってお掃除が大変!
『無印良品』の受け皿が別売りのステンレスの水切りかごに、受け皿の代わりにキッチンタオルを使用すれば、毎日交換することで清潔を保つことができ、お掃除の手間もなくて楽チンなのでオススメです!

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水垢を溜めないようにするためには、水分をすぐに拭ける状態を作っておくことも大事。乾拭き(からぶき)できる布巾を置くなどして、キッチンで家事をするときにこちらで都度水ハネを拭くと◯
おしゃれな布巾を選べば、置きっぱなしでも生活感が出ず家事のときの気分も上がりますよ!
掃除だけではなく、次の掃除の機会が減るように対策もしっかりしていきましょう!
【参考】
※ 年末への追い込みを!カビ知らずのお風呂掃除テクニックとは
※ 年末に向けてプチ大掃除!溜まったトイレの汚れもすっきりキレイに
※ これならできそう!水垢で悩まないキッチンをつくる3つのヒント
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