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和の哲学に学ぶ!自分も相手も本気にさせることばとは

2017.12.30 23:30

あなたは今、心から信じられる人やものはありますか?

中には、信じるということが難しいと感じる人もいるのではないでしょうか。

今回は、小川仁志 著『哲学者が伝えたい 人生に役立つ30の言葉 和の哲学編』を参考に、信じるということの強さについてご紹介させていただきます。

 

やる気にさせることば

日本人はものごとを信じやすい傾向があります。神道や仏教といった“緩やかな”宗教が慣習として根づいているという事情もあるでしょう。本気で迷信を信じたり、お天道様が見ていると考えたりしますから。

ただ、そのことを否定的にとらえる必要はありません。これも立派な思考法だからです。

そして、信じるということには、ものごと推進する非常に強い力があります。信じることによって、なんの迷いもなく専念できるのです。

 

日本式の「信じる」

しかし、私たちはその「信じる」ということを恐れます。信頼していた人から裏切られてた経験がある人ほど、そう感じるのではないでしょうか。

これについて明治期の宗教家、清沢満之がおもしろいことばを残しています。

信じるということは、あてにするのとは違います。あてにするということは、心を預けきっていないので、相手が思い通りにやってくれないと、裏切られたと感じてしまう。

でも信じるということは、そこも含めて了解するということ。ですから、裏切られても平気なのです。だから、信じるときには、何も恐れる必要はないのです。

これが日本式の「信じる」という思考です。

 

信じる=リスクを引き受ける

また、信じるということは「リスクを引き受ける」ということでもあります。よく会社の上司が、君を信じて任せようといったりします。それは部下が失敗したときは、自分が責任をとるちおうことです。

西洋社会なら、その部下が責任を追求され、クビになるかもしれません。でも、日本の会社は違います。信じた上司が潔く責任を取るのです。

だからこそ私たちも思いっきり挑戦することができるのです。これは日本特有の強みだといえるでしょう。

 

信じるということばは、自分も相手も本気にさせることばです。リスクを受け入れて思いっきりやる、もしくはやってもらいましょう。お互いに信じて行動すれば、本気が伝わり、より固い絆が生まれます。

 

【参考】

※ 小川仁志 著『哲学者が伝えたい 人生に役立つ30の言葉 和の哲学編』

 

【画像】

※ Dmytro Zinkevych / shutterstock

 

 

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