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真摯さの源はこれだった!日本人がまじめだといわれる理由

2018.01.02 23:00
出典:https://www.shutterstock.com

西洋をはじめ、どこも国にも哲学があります。

哲学をというと、「堅苦しい」「難しい」というイメージを持たれるかもしれませんが、日本の哲学に関してはそういうことは一切ありません。

そこで今回は、小川仁志 著『哲学者が伝えたい 人生に役立つ30の言葉 和の哲学編』を参考に、日本人の真摯さの源泉となる感情をご紹介します。

 

「菊と刀」

日本人は勤勉でまじめだといわれます。

ルース・ベネディクトの名著『菊と刀』によると、日本人は「菊と刀」に象徴されるそうです。

ここでいう「菊」とは、輪台によって形を決められた花のもつ自制や義務を象徴しています。これに対して「刀」とは、しっかりと管理しておかないとさびが出るという点で、自己責任を象徴しています。

日本人は、そうした義務や責任をきちんとはたさないと、恥を覚える。だから、何事にも真摯に取り組むというわけです。

 

「恥じる」ことが真摯さの源泉

そうすると、日本人の真摯さの源泉は「恥じる」という思考にあるといえます。

たとえば「菊」とは、日常生活の中での、近所からのプレッシャーだとか、会社での暗黙の年功序列のようなものになるではないでしょうか。

職場で、いくら実力主義とうたっていても、社歴の長い人が優先とされる傾向がありますよね。そこを気にせず、自分が先にという態度をとる若造には「恥を知れ」という視線が投げかけられます。

「刀」のほうは、もっとわかりやすいです。

これも仕事の場面では、部下が不祥事を起こせば、上司は責任を取ろうとします。管理が甘かったという認識ですね。まさに身から出たさびなのです。

 

「恥」を感じることで、いい結果が生じる

無責任だといわれる人は、こうした刀をもっていないのでしょう。だから、さびが出ようが虫が出ようがお構いなしなのです。

もしかしたら、「菊」の問題かもしれませんね。義務感がなく、自分勝手な行動をとる人のことです。

こういった恥を知らないと、不まじめな人という印象を与えてしまい、良い結果も生まれません。

恥を感じることで、ものごにとに真摯に取り組み、結果として良い成果が出る。そうした好循環が成り立つように意識してみましょう。

 

【参考】

※ 小川仁志 著『哲学者が伝えたい 人生に役立つ30の言葉 和の哲学編』

 

【画像】

※ ESB Basic / shutterstock

 

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