
イチローから学ぶ!結果を出し続けるために必要な「スタンス」とは
世の中には、継続して結果を出し続けられる人がいます。
そういった人は、いったいなにが違うのでしょうか。
今回は、島田始 著『僕たちはアイデアひとつで未来を変えていく。』を参考に、独創的なアイデアで結果を出し続けていくためのヒントをご紹介します。
結果を出すためのスタンス
周囲をあっと驚かせる結果を出すためには、“スタンス”が必要です。
たとえば、メジャーリーガーのイチロー選手。
ネクストバッターズサークルから打席に入るまで、毎回、まったく同じ動作で、体全体をストレッチします。さらに、いつも、同じ動作で打席に入り、ピッチャー方向にバットを回すようにして、左手で右の袖を持ち、前方でバットを垂直に立て、右足をリラックスさせると、ボールが来るのを待ちます。
これが、イチロー選手なりのヒットを打つための“スタンス”です。長年試行錯誤して確立したそのスタンスがあるからこそ、世界最高峰のステージでヒットを生み続けられます。
独創的なアイデアについても同じ。それを生み出すためのスタンスが大切です。アイデアマンといわれる人は、これができているから、常識にとらわれず自由な発想ができるのです。
継続は力なり
具体的になにをするかは人によってさまざまですね。
「メモ帳は肌身離さず持っておいて、気になることがあったらすぐメモする」
「街に出ると、最低〇枚は写真を撮る」
ここで、覚えておいてほしいことは、続けるということ。
これらを実践したからといって、すぐに結果が出るわけではありません。それでも、継続することで、あなたオリジナルのスタンスが確立され、独創的なアイデアを思いつくことができるようになります。
忘れちゃいけない、子ども心
そして、もうひとつ伝えておきたいことは、実は、アイデアをひらめく人ほど、スタンスが完成したあとはそのことを一切考えていない、ということです。
理論的なところは、踏まえるくらいがちょうどよく、あとは、自分はなにを面白いと思うのか、という感性に身をゆだねてください。
大人になると、いろいろな条件や事情を考慮して、理論的に考えてしまうことが増えてしまいます。そういった点では、子どものほうが、自由にアイデアを出すことが得意です。
自分だけのアイデアに出会い、成功する人たちは、ずっと子ども心を持ち続けられています。
あなたは自分だけの“スタンス”はもっていますか? 「そんなものはない」という方は、誰かの真似をすることからはじめてください。
そうして“スタンス”を意識し、試行錯誤することで、あなたなりの“スタンス”が確立されていくのです。
【参考】
※ 島田始 著『僕たちはアイデアひとつで未来を変えていく。』(アスコム刊)
【画像】
※ ZephyrMedia / shutterstock
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