
他人とは比べないで!ありのままの自分を好きになる方法
あなたは「自分のことが好きです!」と胸を張って言えますか? 仕事や人間関係などうまくいかないことが増えると自己嫌悪に陥ってしまう人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は斎藤茂太 著『あせらない練習』を参考に、自分を好きになる方法を考えていきます。
ほとんどの短所は長所の裏返し
ことあるごとに自分と他人を比較し、一喜一憂する。そんなふうに周囲の雑音に振り回されないようにするためには、まず等身大の自分を好きになることが大切です。それでもやはり人は欠点ばかりに意識が向いてしまうもの。そんなときはまず、自分のダメなところをすべて書き出しましょう。そしてそれらが長所となるように見方を変えてあげるだけでいいんです。たとえば、
・気の小ささは、慎重であることの裏返し
・優柔不断は、優しさの裏返し
・大雑把な正確は、おおさかさの裏返し
・生真面目さは、誠実の裏返し
といった感じです。
短所とはたいてい長所の裏返しなのです。あなたがいまダメだなぁと感じているところは、あなたの「特徴」なのです。それを短所ととるか長所ととるかはすべてあなた次第です。
周りを非難するだけの人生なんて
なにか都合の悪いことがあると、他人や社会のせいにしてしまうことはありませんか? 誰しも自分が悪いとは思いたくないですから、起きたイヤなことはそうして周りが原因だと言いたくなってしまいますよね。でもそれを許してしまうと
“グチや不満を言うだけの人生”
に堕ちてしまう危険があります。
そこで大事なことは、まず自分の置かれている状況をあるがままに受け入れることです。そうしないと、自分には何ができるのか見えてこないからです。
自分に起きた不運・不幸を行動の原動力にする、といえばわかりやすいでしょうか。そうすることで自然と他人や社会に対するイライラが消えていきます。自分に起きた問題はすべて、自分の問題と腹を括るようにしましょう。
まずはありのままを認めること。そしてそれらををどうとらえるか。ありのままの自分を好きになることができれば自然と周りも愛することができ、たいていの物事はうまくいきます。
【参考】
※ 斎藤茂太 著『あせらない練習』(株式会社アスコム)
【画像】
※ ESB Professional / shutterstock
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