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パンツをかっこよく履きたい方へ。「体のバランス調整」エクササイズ

2017.12.15 21:00

パンツを履くとよくわかる、上半身は細いのに下半身がどしっと立派な体型。特に、腰まわりから太ももの付け根。うしろから見ればお尻も気になる……。

やせても減らない腰まわりから太ももの悩みは、筆者も経験済み。そんなときは、体のバランスから調整してみませんか? 今回は、ヨガインストラクターである筆者もおこなっている、“パンツスタイルをカッコよくする、バランスエクササイズ”をご紹介します。

 

「姿勢の悪さ」が脚を太くする

姿勢の悪さと脚の太さはとても関係があり、太ももの太さが特に気になる方は、骨盤の歪みから意識してみることが大切。

骨盤が前傾していたり、後傾していたりすると、それだけで歩くときや立つときに太ももに負担がかかり、歩くたびに筋肉がごつくなっていく、はっていく、という悪循環が……。

骨盤の位置が正しく収まっていると、骨盤は体を横から見ても真っ直ぐになっていて、”耳・肩・ひじ・腰・足首”のラインを真っ直ぐに揃えることができます(肩甲骨まわりの姿勢のバランスも関係あり)。

正しい位置に骨盤があれば、姿勢を支える体幹がきちんと働き、背筋、腹筋、お尻、脚の筋肉をバランス良く使えるので、脚だけの力で支える必要がなくなるのです。

 

股関節まわりの硬さにも原因が

だったら、骨盤を真っ直ぐに意識していればいいと思いますよね。もちろん正解なのですが、体全体のバランスが悪いと、骨盤だけを意識しても、他の部位の硬さや歪みが邪魔をして、その姿勢を維持することができません。

常に意識して、力を入れて骨盤を真っ直ぐにしていても、体も気持ちも疲れてしまいます。骨盤を真っ直ぐ立てるために、まず最初の一歩として大切なのが、股関節まわりの柔軟性です。今回は、その股関節まわりの柔軟性と、筋力を養い、スッキリ脚を目指しましょう。

 

腰まわりから脚まわりに効いてくるエクササイズ

(1)まず、お尻に軽く力を入れて、骨盤を真っ直ぐに立てましょう。頭頂から背骨全体を、上に軽く引き上げるつもりで姿勢を整えて。

(2)脚は腰幅程度に開き、両手は軽くひじを開いて胸の前で合掌。

出典:https://gatta-media.com

(3)右足に重心を置き、左脚を脚の付け根(股関節の前側)の力で持ち上げ、膝は曲げておきます。持ち上げた脚は、お腹の力でも同時に支えて。

出典:https://gatta-media.com

(4)持ち上げた左脚を、膝を曲げた状態で脚を後ろへゆっくりと蹴り上げて(股関節の後ろ側を意識)。

(5)脚を振る時に、腰が反りすぎないように注意。

出典:https://gatta-media.com

(6)ゆっくりのスピードで前後に脚を振り動かします。

(7)10~15回程度おこなったら、反対側も同様に。

 

股関節まわりをほぐしながら、筋力も使うこのエクササイズは、腹筋、お尻、脚のバランス、体幹と、様々な部分を同時に使うことができます。

腰まわりもスッキリ脚も、まず姿勢から、 そして骨盤です。最初は難しく感じると思いますが、楽しみながらおこなってみてくださいね。

 

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ヨガセラピスト / ラジオパーソナリティ
『マナヨガ』代表。20代の頃ストレス過多でぜんそくが再発したことをきっかけにヨガを始める。オリジナルのマナメソッドを発案し、本来持っている個性や美しさを引き出すと定評がある。またラジオパーソナリティとして心身の美しさをテーマとした番組を担当。

From yuuka・・・
「ヨガはものの考え方、捉え方をシフトチェンジするツールです。人はどうしても“足す”ことで美しさや自己実現をしていこうとしてしまいがちですが、ヨガは体を通して心のあり方に気づき、本来の自分らしさを知り、“私には何も足りないものはない”そのままで尊い存在なんだということに気がつかせてくれます。
まずは自分の体を好きになることで、生きやすくなる。自分を好きになる。そんな気持ちを受け取っていただけたらと思います。」