
年末への追い込みを!カビ知らずのお風呂掃除テクニックとは
年末も迫り、そろそろ大掃除について考え始める時期になりました。
大掃除の中でも手間がかかるのは水回りですが、 特にお風呂掃除を面倒だと感じている主婦の方はたくさんいるはず。
そこで本日は、筆者宅で実際に行ったお風呂掃除の“カビ取りテクニック”を中心にご紹介したいと思います。
お風呂掃除も「上から下」へ!天井〜壁掃除

出典:https://gatta-media.com
お掃除の原則は、ホコリが落ちたりすることを考えて“上から下”の順に行います。そのため、お風呂も天井の掃除からスタートしましょう。
腰から上のエリアのカビ取りには、100倍に薄めた塩素系漂白剤を塗ると良いそう。100倍の漂白液を作るには、小さじ1杯(5ml)の洗剤に対してペットボトルの水(500ml)を入れるとベストです。
作った漂白液は柄つきスポンジに浸して、ボタボタ落ちない程度に水気を切ったら天井や壁に塗りカビ取りをしていきます。一通り塗り終わったら勝手に乾くため、そのまま放置しておいても大丈夫です。
お風呂は見えないけれどカビの温床になるので、こうしてカビ退治ができると気分的にもスッキリします。
浴槽周りや床もしっかりカビ取り!

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カビが溜まりやすい目地やパッキンの部分は、塩素系漂白剤の原液でしっかりカビ退治します。洗剤の原液にキッチンペーパーを浸し、浴槽周りの目地にぐるっとパック、乾燥防止のためにラップで上からカバーしてください。
1時間〜1晩くらい置いておくと、溜まったカビもだいぶキレイになります。

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そして、床も天井や壁同様に塩素系漂白剤を薄めた液でカビ取りします。天井や壁は100倍に薄めた液でしたが、腰から下はもう少し濃い目が良いため、10倍に薄めた液を使います。

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そして仕上げに防カビ用に市販されている燻煙剤を使い、カビが生えにくい状態にします。
シュワシュワと煙が発生した状態で扉を閉めて、しばらく放置しておきましょう。こうすると数ヶ月はカビが発生しにくくなるんです。
排水口と浴槽もお掃除!

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排水口も汚れが溜まりやすい場所なので、パーツを一通り外して古ハブラシで磨きます。こちらも100倍に薄めた塩素系漂白剤で5分くらいつけ置きすると殺菌できます。
さらに、アルミホイルを丸めたアルミ団子を入れるとぬめり取りの効果が期待できるそう。1週間に1回くらいのペースで入れ替えしていくと良いでしょう。

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そして浴槽は、酸素系漂白剤で浸け置き掃除します。浴槽1杯分に対して約400g程度の漂白剤を入れ、 お風呂のお湯は50℃前後まで追い焚きします。
そしておもちゃ、タライ、椅子、フタなどをまとめて浸け置きした状態で一晩置いておきます。
酸素系漂白剤で浸け置きする場合は、洗剤の分量を守り、お湯の温度を高くするのがちゃんと泡立つポイントです。
今回はお風呂のプチ大掃除法をご紹介しましたが、お風呂の汚れはカビ汚れの他に水垢汚れもあり、そちらは今回使った塩素系や酸素系の漂白剤ではなく、水垢に強い酸性洗剤やクレンザーが合っています。
洗剤も単純に選んでしまわずに、汚れの性質に合ったものを選ぶことがおすすめ。年末のうちに水回りをスッキリきれいに保ち、気持ちよく新年を迎えましょう。
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