
【yuuka式産後ヨガvol.2】授乳期のストレスを緩和するリラックス呼吸法
産後ゆっくりする暇もなくはじまる赤ちゃんへの授乳。授乳中は数時間おきに赤ちゃんへ母乳、またはミルクを飲ませる必要があるので、お母さんにとっては眠気と体力との戦いの期間でもあります。
寝不足が続くと体力を消耗したり、ストレスがたまったりすることも。そんなときは、気持ちをリラックスさせるヨガの呼吸法を試してみませんか?
ヨガインストラクターである筆者が、どこでも簡単にできるリラックス呼吸法を教えます。
イライラしても自分を責めないで
子育てをするということは、心身ともに力がいるものです。子供のために頑張るお母さんでも疲れが溜まれば、授乳が面倒になったり、イライラしてしまったりすることもあるでしょう。しかし、それは当たり前のこと。どうか自分を責めないでいて欲しいと思うのです。
ヨガの呼吸法を取り入れよう
イライラしてしまったら、そんな自分を責めることはせず「イライラしても仕方がない。それは当たり前のこと」そんな風に自分を否定せず、まずは認めてあげましょう。その上で、いつまでもイライラを引きずることのないように、ヨガの呼吸法(リラックス呼吸法)を取り入れてみるのがオススメ。
リラックス呼吸のやり方
(1)まずは床または椅子に座ります。床で行うのであればあぐらか正座、椅子であればリラックスできる姿勢で座ります。
(2)背骨を自然に伸ばせるように、頭から首を少しだけ上方へ伸ばすようにしましょう。そうすることで自然と背骨が腰まで伸びるイメージをします。
(3)両手を胸の下(肋骨あたり)に優しく触れるようにおき、手と指で肋骨の感触をたしかめます。
(4)ゆっくり深く呼吸するように意識して、呼吸に合わせて肋骨周りが膨らんだり萎んだりするのを感じましょう。
(5)その感覚に慣れてきたら、吸う息で手で触れている肋骨全体を膨らませるイメージをして、肺の下まで息を深く入れていきます。
(6)呼吸に慣れてきたら、今度は両手を胸の上(鎖骨の下あたり)に優しく触れるようおきかえます。胸の上部が緊張していると深い呼吸を妨げるので、手で触れた場所がどんどん緩んでいくと思ってみましょう。
(7)呼吸をするたびに胸が左右に広がってリラックスしていくのを感じます。
(8)手の位置を胸の上や肋骨へと変えながら胸周りと気持ちが緩んでいく過程を受け取っていきます。
呼吸は、体のこわばりがあると浅くなります。反対に深い呼吸ができるようになれば、自然とリラックスすることができるでしょう。
毎日本当に頑張っているお母さん。自分に優しくしながら子育てができるようにこの呼吸法を取り入れてみてくださいね。