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疲れを翌日に持ち越さない!誰でもできる「ヨガポーズ」で体をほぐす

2017.12.23 23:00

目を疑うほど腹部を波打たせたり、「どうしたらそこまで柔らかくなるの?」と驚くようなポーズを取ったりするヨギ(ヨガをする人)の写真を見ると、「ヨガって難易度が高い」と思ってしまいますよね。

でも、これがヨガのすべてではなく、ヨガ初心者さんでも簡単にとれるポーズもたくさんあるんです。

そこで今回は、ヨガインストラクターである筆者が、「ヨガを始めてみたい」と思っている方にオススメのコリがほぐれる簡単なポーズを紹介していきたいと思います。

 

股関節を緩めてめぐりUP「合せきのポーズ」

脚のつけ根・股関節には太い静脈・動脈・リンパが流れています。股関節は歩行で前後に動かすことはあっても左右に開いて緩めることが少なくこり固まりやすい部分でもあるので、次のポーズで緩めて血流がよい状態に導いてあげましょう。

 

(1)床に座り、足を揃えて前に伸ばす。

(2)左右の足の裏を合わせたら両手でつま先をつかみ、かかとを体に引き寄せる。

(3)息を吸いながら背筋を伸ばし、吐きながら上体を前に倒して額を床に近付ける。

(4)鼻呼吸を5回繰り返す。

 

「ウサギのポーズ」で肩周りのこりをほぐす

続いて紹介するのは、“ウサギのポーズ”。頭頂部にある目や頭の疲れを取ると言われる“百会”というツボを刺激しながら、こり、ネガティブな感情が蓄積する肩甲骨周りをほぐしていきます。

(1)床に正座をし、体の前に手をつく。

(2)上体を前に倒して額を床につけたら、息を吸いながらゆっくりとお尻を持ち上げ頭頂部を床につける。

(3)頭頂部に体重がのって心地よい刺激を感じられたら、体のうしろで手を組んで天井に向けて持ち上げ、鼻呼吸を5回繰り返す。

※ (3)の姿勢がつらい方は、(2)でキープ。

 

ポーズをとるときの注意点

ヨガを始めたばかりの方は、「早く上達したい」という気持ちから頑張りすぎてしまう傾向にあります。その結果、筋肉や靭帯、関節を痛めたり、リラックス効果を得られなくてヨガをやめることになったり……。

ヨガは継続することで心身の健康維持や向上に活きてくるので、長く続けるためにも次の注意点を守りながらおこないましょう。

(1)いまの自分の柔軟性を超えた痛みやハリを感じるところまで伸ばさない。

(2)呼吸の速さはいつもよりも長くゆっくりと。伸ばしているところに酸素が行き渡るようなイメージで深い呼吸を繰り返す。

(3)締め付けが強い服ではなく、動きやすい服でおこなう。

 

忙しさがピークを迎え、体がゴリゴリにこり固まる年末年始。ヨガのポーズを取り入れて心身ともに健やかに過ごしたいものですね。

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