
寝る前たったの3分!一日の疲れをケアする翌朝スッキリヨガ
一日忙しく頑張り続けた体は疲れ果てて、お家についたらお風呂に入ってすぐにベッドに入るという方も多いはず。翌朝起きると体がだるく疲れがなかなか抜けきらない…..という経験ありませんか? そうならないためにも、“その日の疲れはその日のうちにケアする”ことが重要になってくるんです。
今回は、ヨガインストラクターである筆者が寝る前の3分でできる簡単なポーズを2つご紹介します。
夜には夜に合ったポーズを
まずは、夜にヨガのポーズを取るときの注意点から。夜は心身ともに休み、回復させる睡眠に向けて徐々に活動レベルを下げていくのが理想的です。
力強いヨガポーズや筋トレのような運動をすると交感神経が優位になって眠りから遠のいてしまう恐れがあるので、ゆったりとした軽めのポーズを取るようにしましょう。
ここでは、 疲れが溜まりやすい肩甲骨まわりとお腹まわりを気持ちよく伸ばすポーズをお伝えします。
ヨーガの象徴のポーズ

出典:https://gatta-media.com
肩甲骨のまわりは、疲れやネガティブな感情が溜まりやすい場所だと言われています。パソコン作業や寒さで背中を丸めた姿勢を長く取る方は特に凝り固 まりやすいので、しっかりほぐしてあげましょう。
(1)床にあぐら(安楽座)の姿勢で座る。
※ 股関節に柔軟性がある方は、上記の写真のようにあぐらから足首を太ももにのせる蓮華座の姿勢で。
(2)息を吸いながら背筋を伸ばし、手を後ろにまわして指を組む。
(3)息を吐きながら前屈し額を床に近付けたら、手を天井に向けて持ち上げ鼻呼吸を5回繰り返す。
※ つかない方は体が倒れるところでキープ。
仰向けの合せきのポーズ

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次は、思わず声が漏れてしまうような気持ちよい伸びを感じられるポーズ。
日常生活につきものである精神的な疲れは、筋肉の疲れにもつながります。特に、お腹まわりの疲れとなってあらわれやすいので、腹部を伸ばして疲れ・緊張をほぐすポーズがオススメです。
(1)床に仰向けになる。
(2)両ひざを立てたら、ゆっくりと外側に開いていき足の裏を合わせる。
(3)腕は楽な位置に置いてよいが、伸びを深めたいときは頭の上に伸ばすとよい。
(4)鼻呼吸を5回繰り返す。
呼吸とヨガのポーズで心身がほぐれると入眠しやすくなったり、翌朝に疲れを持ち越すことが減るなど嬉しい効果が期待できます。すぐにでも眠りたい気持ちをグッとこらえて、ポーズを取ってみてくださいね。
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