
目指せしなやかボディ!「体が柔らかい人」の体幹エクササイズ
体がもともと柔らかい人は、ヨガのポーズも難なくこなせてしまいます。けれど、柔らかすぎても、筋力が弱い状態だと怪我をしやすくなることも。適度な柔軟性と筋力のバランスで、理想とするしなやかなボディを作りましょう。
今回は、ヨガインストラクターである筆者が、“柔らかい人だからこそできる体幹エクササイズ” をご紹介します!
柔らかすぎると怪我をしやすい?
体が柔らかい人は、ヨガの上級ポーズも難なくこなせるのです。しかし、普通の人が刺激が感じられて、適度な状態を維持できるはずのポーズも、どこまでも伸ばすことができるおかげで、刺激が感じにくくなっている反面も。実際ヨガレッスンにいらっしゃる生徒さんの中でも、少数ですが柔らかすぎる方がいらっしゃいます。そんな方は、どこまで伸ばせばいいのか分からず、限界が掴みにくいのがデメリット。
ある程度の筋力があれば、その状態を補助することができますが、柔らかすぎる人の多くは、筋力が弱いという場合も。
ふにゃふにゃの体に芯を通す
体幹部分の筋力が弱いと、体に芯が通らず、ふにゃふにゃしたイメージ。ヨガのポーズも安定せず怪我をしやすかったり、バランスよく使うべき体の一部分のみに負担がかかったりと心配です。
芯を通して、“見た目もしなやかで安定感のある体”を作りましょう。
柔らかい人の体幹エクササイズ
(1)正座の状態から、両手をひざの前へ出して床へ手をつきます。
(2)右ひざを曲げて右脚を前方へ出し、左脚は伸ばして後方へ。右足をお尻で踏まないように内側へずらし、右のお尻を床へ下ろします。

出典:https://gatta-media.com
(3)左手は床に置いたまま身体を支えます。右手は背中側へ回し、可能であれば左脇腹へ手を添えましょう。
(4)お腹を伸ばすようにして腰を立てます。

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(5)背骨全体で身体を支える意識を持ちながら、左手を頭上へ伸ばしていきましょう。
(6)背骨全体、背中、お腹の上部、下部で支えるようにしながら5~10呼吸キープします。
(7)反対側も同様に行います。

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(8)終えたら正座に戻り、背中を丸めて上体を床に寝かせましょう。

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左右を連続で行うのがきつい場合は、反対側を行う前に(8)のチャイルドポーズで休みます。
体が硬い方には難易度が高いポーズです。しかし柔軟性がある方は、簡単なポーズでは効果を感じられず、しっくりこないモヤモヤを感じがち。
柔らかいけれど筋力が足りないと思う人は、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
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