
子育て中の「名前のない家事」を解決!子どもが自分で片付けられる仕組みアイデア3つ
子育て中は“黙って見守ること”、そして“どうしたらできるようになるか一緒に考えること”が理想的。けれどわかってはいても、慌ただしい日々のなか実行するのは難しいのが現実です。
つい何度もしつこく声かけをしたり、手出ししすぎて結局やってあげてしまったり……。細々とした小さな世話も、日々積み重なるとグッタリしてしまうことがありますよね。
そんなストレスを感じたら、子どもが自分でできるようになるような仕組みづくりを検討してみましょう。今回はインテリアブロガーのsumikoさんに、よくある子どもの残念な習慣3つを例に、仕組みづくりのアイデアを教えてもらいました。
1:ものの収納場所を定位置化すれば「自分で整理」

出典: GATTA
学用品やおもちゃなど、次から次へと加わるものが多い子どもの持ち物。その都度、空いている隙間にとりあえず押し込んで片付けてしまいがちです。
しかし、それではいつまでたっても、親がその時々に収納場所を見極めて片付けてあげなければなりません。
そこで、ものの収納場所を決めたら定位置化してしまいましょう。
例えば、学用品が揃う新学期前に一度、全ての収納場所を決めます。その後、学校に持っていっている間も、その場所は、そのものの定位置として、ポッカリと空いていても他のものを入れないこと。こうして定位置を変えなければ、学期末に子どもが持ち帰ったときには元に戻すだけなので簡単です。
全ての持ちものを行き当たりばったりに片付けることなく収納場所を定位置化。どの収納もこのルールを守れば、子どもひとりでも片付けがしやすくなりますね。
2:スケジュールを見える化すれば「自分で動く」

出典: GATTA
「学校の宿題は?」「習い事の支度は?」と、一つ一つ声かけしないと動かない子どもに毎日イライラ。
そんなときは、その子どもの年代に合った“わかりやすいスケジュール表”をオリジナルで用意してあげることがおすすめ。
例えば、子どもが幼稚園生や保育園児くらいの時には、イラストを使った身支度ボードを。小学生になったら、月間スケジュールがわかるカレンダーや、一日にするべきことを忘れていないかチェックできるマグネットボードなどがいいですね。

出典: GATTA
いちいち声かけするのは、親もうんざりですが子どもにもストレス。子どもに合ったわかりやすい”見える化”で解決しましょう。
3:子どもでも使いやすいグッズにすれば「自分で掃除」

出典: GATTA
筆者宅では、子どもが小学生になってストレスに感じたのが、消しゴムのカスの掃除。小さなほうきとちりとりを用意しても、決して子ども自身では掃除してくれませんでした。
けれど、手軽な電池式の卓上クリーナーを導入した途端、自分で率先して掃除をするように!
届きにくい場所の作業だったり、子どもの手では扱いにくい道具だったりすることが原因で、自然とやりたくなくなることも多いのかもしれません。子ども目線で見直すように心がけたいですね。

出典: GATTA
少しだけ頑張って仕組みや道具を整えるだけで、簡単に子どもが変化してくれるなら親子ともストレスフリーです。
そして、その環境を整えるアイデアが、今後子ども自身が苦手なことを解決するアイデアを生み出すヒントにつながってくれれば、さらにうれしいですね。
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