
湿気&汗で崩れる夏髪に!美容師に聞いた「うねりヘアケア」6つ
「夏の汗や湿気のせいで髪のうねりが収まらない……」この季節になると多くの方が抱える悩みですよね。でも、いざセルフケアを行うとなると、何から始めればいいのかわからず後回しにしていませんか?
そこで今回は、お家で簡単にできる”うねりヘアケア”をご紹介します!
1:モーニングスプレーで髪をリセットする
朝のうねりは、寝ている間に汗をかくことと寝ている間の摩擦が原因です。
でも、朝は忙しくてなかなか余裕がないですよね。そんなときは寝癖直しとなるスプレーを適量髪に振りかけ、ドライヤーの熱を使って髪のうねりをとってください。
髪は1度濡らすことで水素結合が切り離されて熱を与えることでまた戻ります。うねりはこの水素結合を、1度濡らして切り離すことで直すことができますので、試してみてください。乾かした後にベタつきが残りにくく、髪に浸透しやすいミストトリートメントがおすすめです。
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2:「シャンプー」は季節に合ったものを選ぶ

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夏はいつもより気温が高く湿気が多い季節なので、皮脂が過剰に分泌され髪がべたつくという悩みも……。
べたついた髪ではせっかくのヘアスタイルもふんわりと立体的に作ることができません。
そんなときに一番に気にしたいのが“シャンプー”です。
毎日髪を洗うからこそ、シャンプー選びはとても大切。1年中同じシャンプーを使うのはなく、夏特有の悩みにきちんとアプローチするアイテムを選びましょう。
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3:朝シャンをやめて夜シャンに変える
朝にシャンプーをすると、皮脂をしっかり除去した状態になります。髪を覆う油分がなくなると湿気が髪の毛の中に入りやすくなり、うねりやふくらみの原因になるのです。
ですが夜にシャンプーをすると、睡眠時間中に皮脂が髪の毛に行き渡るのでツヤが保たれやすくなるうえ、湿気が髪の毛に入るのをブロックできます。つまり夜にシャンプーすれば、髪内部の保湿力を高めてパサつかずにまとまる髪に近づきます。
逆にいえば、湿度でぺったりしやすい髪質の方は朝にシャンプーすると、さらっとした質感を保ちやすくなります。梅雨や夏の時期は、自分の髪質の悩みに合わせてシャンプーのタイミングを変えてみると、スタイリングしやすくなるかもしれません。
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4:洗い流さないオイルトリートメントを使う

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ヘアスタイルが広がる原因のひとつとして、髪の毛の“乾燥”が考えられます。髪の毛が乾燥していると空気中の水分を吸ってしまい、髪の毛が膨張したりうねりがでてきたりしてしまうことがあります。結果的に髪の毛が広がり、ヘアスタイルがまとまらないことが多いです。
なので、“洗い流さないオイルトリートメント”で髪の表面をコーティングすることが大切です! 髪の表面を“洗い流さないオイルトリートメント”でコーティングすることで、空気中の水分を吸いにくくなり、髪の毛が広がりにくくなりますよ。
湿度が高い時期だからこそ、髪の毛を“洗い流さないオイルトリートメント”でコーティングしましょう!
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5:ドライヤーの仕上げを「冷風」にする
髪の毛は、熱を与えたときは形が変わりやすく、キューティクルもそれに合わせて開きやすい状態になっています。キューティクルが開いていると、皮脂が覆っていない状態と同様に湿気が入りやすくなります。
しっかり乾いた状態になったら、冷風ドライヤーをあて髪の毛が柔らかく感じるまで冷ましましょう。
油分をうまくコントロールしたり、キューティクルの状態に気をつけたりすれば、梅雨や夏の湿度の高い時期でも、さらっとしながらもまとまる髪を目指せます。
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6:ストレートパーマをかける

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「髪の毛が広がるけど、毎日ケアしている時間なんてない!」という方には“ストレートパーマ”をおすすめします。縮毛矯正よりも、“ストレートパーマ”がおすすめです。
実は、縮毛矯正とストレートパーマは、似ているようで全然違います!
縮毛矯正は、アイロンを使って熱の力で髪の中のタンパク質の形を変えることで、髪の毛を真っすぐにします。なので、強制的に真っすぐになり、毛先がツンツンになることが多いです。
それに比べてストレートパーマは癖を伸ばす力が弱いです。ですが、髪の毛が硬くなることはなく、ナチャラルな仕上がりになります!
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毎日のちょっとしたケアを欠かさないことで、毎日の悩みが解消されるかもしれません。
ぜひ取り入れてみてくださいね!
※ こちらの記事はGATTAの過去掲載記事をもとに作成しています。
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※Voyagerix、Eviart、Aquarius Studio 、metamorworks / Shutterstock