
脱パサつく髪!美容師直伝「うるおったツヤ髪」を目指す夜のヘアケア
パサつきが気になる髪では、スタイリングがうまくいかないことも……。できるだけパサつきを抑えて、素敵なヘアスタイルをキープしたいですよね。
そこで今回は、美容師の野澤琢眞さんに、髪のパサつきを抑えるために“夜”にすべきヘアケアを教えていただきました。
髪のパサつきの原因は?
髪の毛にはもともと潤いがあり、弾力とハリコシがあるものですが、さまざまな理由で乾燥してパサつきが出てしまいます。その原因のほとんどが、髪の内部にある髪の成分あるタンパク質がなくなってしまうこと。
タンパク質が流れ出てしまう要因は、ヘアカラーやパーマなどの施術や、コテやヘアアイロンでスタイリングをするときの熱処理があります。それだけではなく、毎日行うシャンプーだけでも髪の内部からタンパク質は流出してしまうといわれています。
一度流出してしまったタンパク質は、髪の中で自ら再生することはありませんので、パサついてしまった髪には改めて外部から栄養を補給する必要があるんです。
補修用のアイテムで潤いを補う
パサついてしまった髪に潤いを取り戻すためには、まず、必ず補修用のシャンプー・トリートメントを使いましょう。とくにシャンプーには髪の毛の主成分であるアミノ酸が含まれているものがおすすめです。髪の毛の成分で髪の毛を洗うことで、髪本来の潤いを失うことなく髪を洗うことができます。
ドライヤーをする前は洗い流さないトリートメントをしっかりとつけましょう。寝ている間に髪の内部に栄養を届けてくれます。必ず夜につけるようにしてください。
頭皮の乾燥にも要注意
髪の乾燥を意識すると同じように、頭皮の乾燥も気をつけましょう。頭皮が乾燥している方は髪の毛も乾燥していることが多いです。とくに夏の時期はエアコンなどの影響で頭皮の乾燥が進行していく可能性があります。
夜に頭皮用トニックを頭皮に馴染ませて揉み込んでおくと、寝ている間に頭皮の乾燥を防いでくれるでしょう。頭皮の乾燥を防ぐと髪だけでなく、顔の乾燥までも防いでくれますよ。
夜寝る前に行うヘアケア、頭皮ケアを見直してみてください。髪の乾燥をおさえ、パサつきのないきれいな髪を維持していきましょう。
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