
梅雨時期のカビや悪臭は避けたい…プロに聞いた冷蔵庫の「賢い衛生管理テク」とは
カビや悪臭など、気になることが多い梅雨シーズン。衛生管理を怠って招いてしまう食中毒などの病気も心配な時期ですよね。
この時期は特に冷蔵庫の中は、普段よりも清潔に保ちたいものです。そこで今回は、インテリアブロガーのsumikoさんが実践している冷蔵庫の衛生環境を保つコツを教えていただきました。
1:細かい食品は、できるだけ「直に置かない」

出典: GATTA
冷蔵庫を不衛生にするのは、汁気や食品のカス。冷蔵庫の清潔を保つには、放っておくと臭いや菌のもとになるものをこまめに取り除くことが大切です。とはいっても、絶え間なく新しい食品が追加されるため、常に細かい食品が詰まっている冷蔵庫は、掃除するタイミングを逃してしまいやすい場所です。
そこで、冷蔵室の細かい食品は、トレーやボックスなどにグループ分けして保存ましょう。一気に掃除するのが難しい冷蔵庫でも、“トレーごとに”なら空になったタイミングで気になる汚れだけをサッと掃除できます。

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液ダレしてしまうことが多い調味料のスペースも、汚れてしまった場所だけ掃除できれば気軽です。
また、土や水分などで汚れやすい野菜室は使い捨てできる紙袋などをボックスがわりにして収納すればさらに楽に清潔にできますね。
2:「残りものスペース」は、空になるタイミングを決める

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また冷蔵庫には、保存容器に入れた常備菜や残りものを鍋ごと保存したりするスペースも必要ですね。
そんなスペースは、食品が常に補充される先ほどのトレー収納部分と分けて、常備菜スペースとして”1週間に1度は整理する”など空に近い状況になるタイミングを決めましょう。

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その日は、奥のものまで全てを出して拭き掃除すれば、いつのものかわからないベトベト汚れも蓄積しませんよ。
3:汚れが見えにくい「外側」も清潔に

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そして、冷蔵庫の中は気にしても、忘れてしまいがちなのが“外側の汚れ”です。冷蔵庫の開閉前後に家族へ手洗いを徹底してもらうというのは難しいもの。けれど、調理中にも頻繁に触れる場所でもあります。ドアや引き出しなど、家族がよく触る部分は、こまめにアルコールなどで拭き取ると安心ですね。
また、冷蔵庫はキッチンにあるため、調理中の油が舞って表面がベトつきがちです。とくに天井部分は積もったホコリと油分が混ざって不衛生に。ラップなどを貼って定期的に剥がしとれば、時短で掃除できますよ。
冷蔵庫は、掃除しやすい収納法にしたり、保存ルールを決めたりすることで、自然と食品のめぐりも良くなります。
”入っている食品の鮮度管理”と”スペースの衛生管理”、ともに気をつけながら、梅雨の時期も快適な暮らしをキープしたいですね。
レシピ、ヨガ、収納テク……「#おうち時間」を楽しむ方法まとめ!
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