
【美容師直伝】なんとなくはNG!ドライヤーの「傷みにくい」乾かし方6つ
お風呂あがりのヘアケア、あなたはどんなところに気を付けていますか? ブラッシングや洗い流さないトリートメントなど、気を配るポイントはさまざまですよね。
そんな中でも今回は”正しいドライヤーの使い方”をご紹介します。
今までなんとなく乾かしていた……という方はこれを機に、ドライヤーの使い方を見直してみましょう!
1:髪をめくりながら風をあてる
ドライヤーの熱風を熱くない程度に髪から離し、ドライヤーを持ってない側の手で髪をめくりながら風をあてましょう。髪全体に風が行き渡るようにまんべんなく行ってください。
乾かす前に、洗い流さないトリートメントをつけることで髪の状態を整えることができます。しかし、つけ過ぎてしまうと髪が乾きにくくなってしまうので、トリートメントは“最小限の量”を“毛先のみ”につけるようにしてください。
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2:乾かす順番はデザインに合わせて決める
大事なのは乾く速さよりも、デザインを優先することです。
髪は乾いてしまってからだと形を変えるのが難しいので、ボリュームを出したい部分を先に乾かすようにしましょう。
まずは乾きやすい前髪から乾かします。そして次に1番重要な根元の部分、頭頂部からつむじエリアをふんわり立ち上がるように乾かします。
ポイントは分け目をジグザグにし、写真のように少し下を向き、手を左右に振りながら根元にドライヤーの風を入れること。
少し水分が飛んだらグッと持ち上げて根元を8〜9割乾かし、持ち上げたままキープして冷ましてあげるとボリュームがでます。
3:中間から毛先は上から風をあてる
根元が乾いたら毛先を乾かしますが、ここからは下から風を入れてあおるよりも、上から風をあててキューティクルを整えてツヤを出しながら乾かすのがポイントです。
注意点としては、ボリュームを出した根元エリアには、あまり上から地肌に風をあてないことです。せっかくふんわり乾かしても風で潰れてしまいます。
なるべく中間から毛先を狙って、手ぐしを通しながら乾かしていきましょう。目指したいのは根元ふんわりで毛先がきれいにまとまっている状態です。
手順とポイントを押さえれば、だいたいの髪型には対応できますが、ショートヘアはしっかりドライヤーを振って、風をダイレクトにあてすぎないほうがいいでしょう。
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4:冷風で仕上げる

出典: GATTA
髪の毛が乾いたら、終わりではありません。最後の仕上げには、“冷風”を使いましょう。
髪の毛をドライヤーで乾した後はまだ熱が残っているので、冷風で冷ましていきます。
また、冷風で髪の毛を冷ますことで、きれいな髪のシルエットがキープされやすいです。時間が経つと髪の毛がまとまらなくなる人は、冷風をうまく使って形をキープしましょう!
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5:ドライヤーを頭に近づけすぎない
ドライヤーで髪を乾かすときに、頭とドライヤーの距離が近すぎると、頭皮が熱くなってしまったり、髪に余計なダメージを与えてしまったりする可能性があります。
また、早く乾かしたいがために、1箇所に集中して乾かしてしまうのもNGとのこと。
正しい使い方は、ドライヤーの距離を頭から10cm程度は離すこと。そして、ドライヤーを左右に振りながら乾かすことだそう。
これぐらい距離が空いていると頭皮が熱くならず、加えてドライヤーを常に振りながら乾かすことで、1箇所に集中せずに乾かすことができるでしょう。
6:必要以上に乾かさない
「生乾きはだめ」とよくいわれますが、だからといって乾かしすぎてしまうのも、実はNGです!
オーバードライになると、髪にダメージが蓄積され、さらに見た目もパサパサになりやすいんです。毛先は8〜9割くらい乾くイメージでよく、大切なのは頭皮から乾かしてあげること。
ドライヤーを使うときは、ドライヤーを持つ手と反対の手で根元を起こしながらしっかりと乾かしてから、中間〜毛先を乾かしていくのがいいでしょう。
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※ こちらの記事はGATTAの過去掲載記事をもとに作成しています。
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