
セルフでもきれいに!美容師直伝の4STEPで「失敗しない」前髪カット
なかなか美容室に行けず、前髪が伸びっぱなしになっていませんか? とはいえ、自分で切るのも失敗しそうで怖いですよね。
そんな方のために、“失敗しない”前髪のセルフカットの方法を美容師の森下優也さんに教えていただきました。前髪が伸びてしまって困っている方はぜひ挑戦してみてください!
STEP1:仕上がりのイメージと髪の分けとり

出典: GATTA
まずはどれくらい切りたいのかイメージして長さと幅を具体的に決めましょう。イメージが難しい方はヘアスタイルの参考の画像を用意しておきましょう。
セルフカットは乾いた状態で切るのが失敗しにくいので、髪は濡らさなくて大丈夫です。
切る前に準備を行いましょう。最初にすることはブロッキングです。
(1)①(上記画像参照)のように切る部分と切らない部分を前髪とサイドで分けとり、余計に切りすぎないようにします。
(2)次に中央のガイドになる長さを黒目の外側まで取り、外側の他の髪と分けておきます。
切る前に注意することは、②のように指を額につけて切ること。③のように下を向くと、髪が持ち上がって、イメージより切りすぎてしまうのでNG。また強く引っ張ることもNGです!
STEP2:中央から長さを切る

出典: GATTA
(1)まずは真ん中から切って基準を決めます。髪が分厚い人は④のように分けとると良いです。
(2)最初は失敗しないように少しずつ切り進めましょう。仕上がりよりも2~3ミリ長めに残して、①のようにまずは横に切ります。そしてこのときに、前髪をまっすぐにするのか緩やかに曲げるのか決めましょう。
(3)②のようにハサミを斜め45度の状態で、まっすぐ切った切り口をぼかすように2~3ミリの深さでチョップカット(編集注:毛先に対して斜めにハサミを入れるカット法)します。
(4)隙間が欲しい方、厚みを減らしたい方、より切り口をぼかしたい方は③のようにハサミを縦にして1センチほど深くチョップカットすると馴染んでいきますよ!
STEP3:中央からサイドに繋げる

出典: GATTA
①が黒目の外側の幅を切り終えた状態です。この時点で、仕上がりのイメージと比較してみて下さい。
②のように真ん中と合わせて髪をとかすと境目にカドが出てくるので、左右のカドを切り落とすように繋げていきましょう。
(1)③と④のように髪が自然に落ちる位置でとかしたまま髪を持ちます。
(2)中央と同じ手順で2~3ミリ余裕を持って斜めに切ります。
(3)長さを決めて、斜め45度にチョップカットでぼかしましょう。ここで端を切り過ぎてしまうのがよくある失敗例ですので、少しずつ切るのがポイント。
(4)サイドを長めに残す場合はカドを削り過ぎず、目尻位の幅で留めておきましょう。
STEP4:仕上げは縦バサミ

出典: GATTA
長さと幅が整ったら最後は質感の調整です。
ハサミを縦入れて仕上げの微調整をしていきます。長さを整えたい場合は切り幅を浅めに。ぼかしたり量を減らしたりしたい場合は1センチ程の深めな切り幅がポイントです! 縦に入れれば入れるだけ先細りになっていきます。
②③が仕上がりですが、目尻を境に緩やかにラウンド状で長くしています。繋がりのライン感はありつつ毛先をぼかしているので自然な印象になり、次の美容室までキレイにしのぐことができますよ!
前髪のデザインにもよりますが、幅をまずは決めて、次に長さ、そして質感と量の手順が基本です! ぜひトライしてみてください。
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