
メイクのプロが教える!これさえ覚えれば大丈夫「アイメイク基本のキ」5STEP
メイクのトレンドは日々移り変わるもの。しかし基本のメイク方法を押さえたうえでないと、上手にトレンドメイクを仕上げることはできません。
間違えた方法でメイクをすると、思い通りの仕上がりにならないだけでなく、メイクが崩れやすくなってしまうことも……。
そこで今回は、メイクアップアーティストの小笠原さんが“メイクの基本のキ”を、アイメイクに絞ってご紹介します。
メイクに決まりはない!?
アイメイクの基本手順をご紹介する前に、まずは大前提を。実は、メイクには全ての人・シーンに共通した決まりはありません。手順もそうですし、ツールに関しても同じです。
リップをチークとして使うことや、アイシャドウをリップに混ぜて使うこともありますし、オフィスメイクと舞台メイクでは手順やツールが変わりますよね。
日常的にするメイクの場合は、
・化粧中にメイクがヨレないこと
・メイクが一日崩れないこと
この2点が叶えられれば、それはその方にとって正しいメイク手順といえるでしょう。今回は、この2点を叶えられるようなアイメイク手順をご紹介します。
アイメイク「基本のステップ」はこれ!
(1)アイメイクベースづくり
アイメイクを崩れにくくするために、目元にたまった化粧水などをを、ティッシュや綿棒で軽くオフしておきましょう。
さらに、アイシャドウベースなどを塗っておくと、より崩れにくくなりますよ。目元のくすみが気になる方は、アイシャドウの発色をよくするために、くすみを飛ばす効果が期待できるアイシャドウベースを塗るとよいでしょう。
(2)アイシャドウ
次は、アイシャドウをつけるのがおすすめ。まつ毛メイクの後にアイシャドウをつけると、粉が落ちてしまったりパールがまつ毛についてしまったりすることがあります。せっかくキレイにマスカラを塗っても、気づけば粉落ちでまつ毛の上が真っ白……なんてことにも。
また、パウダー状のアイシャドウを先につけてからアイラインを引いた方が、下まぶたにアイラインがつきにくくなります。もしアイラインをアイシャドウでぼかしたい方は、最初にハイライトカラーやベースのアイシャドウをつけ、アイラインを引き、その上からさらにぼかし用のアイシャドウつけるのがおすすめ。
(3)ビューラーでまつ毛を上げる
次に行ないたいのはビューラーでまつ毛を上げること。「アイライナーとビューラーのどちらを先に使えばいいの?」と迷う方も多いのでは?
実は、基本的に決まりはありません。ただ、”崩れない”という点では、アイライナーの前にビューラーを使うのがおすすめです。アイラインを引いてからビューラーを使うと、「さっき引いたアイラインがヨレちゃった」なんてことも。
例外は、まつ毛がとても長くてしっかりしている方。まつ毛をしっかりあげてからアイラインを引こうとすると、根本にラインが引けないことがあります。そんな方は(3)と(4)のステップを逆にしましょう。
(4)アイラインを引く
ビューラーでまつ毛をあげてから、アイラインを引いていきます。あまり強く擦りすぎると、摩擦が目元やまつ毛の負担につながるので、軽いタッチで引きましょう。
アイラインを引いたあとにアイシャドウでぼかす方は、ここでぼかし用のアイシャドウを入れていきます。粉落ちしないように、アイシャドウを手元でしっかり馴染ませてから細めのチップや小さい筆でぼかしていきましょう。
(5)マスカラを塗る
仕上げにマスカラを塗ります。もしこのとき、まつ毛の上にアイシャドウやパールなどがついていたら、ブラシなどで落としてからにマスカラを塗りましょう。
これはダメ!アイメイクの「NG手順」
メイクに決まりはないものの、やってはいけない“NG手順”はあるので、そちらもご紹介します。
マスカラやビューラーなど、まつ毛メイクをした後にアイシャドウ
これは先ほどもお伝えしましたが、まつ毛の上に少なからずアイシャドウやパールが落ちるのでNGです。
まつ毛エクステをしていると、アイシャドウやパールがまつ毛の上に乗ってしまって困った……という経験がある方も多いかもしれませんね。それと同じようなイメージです。
マスカラの後にビューラーを使う
これは、まつげが切れてしまいやすいのでNGです。マスカラ後にビューラーを使った方がくっきりとカールがつきやすくなりますが、テンションがかかりすぎてしまい、まつ毛が切れてしまうことも……。
ビューラーは、マスカラを塗る前に使うようにしましょう。
顔全体でいえば、強調したいところからメイクをしていくのが筆者のおすすめ。たとえば眉をしっかり描きたいときは、眉メイクのあとに、バランスを見ながら他のパーツをメイクをしましょう。
今回ご紹介したアイメイク手順を参考にしながら、自分に合ったメイクを探してみてくださいね。
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Sergey Golenko、Africa Studio、Makistock、Vladimir Gjorgiev、AlikeYou/Shutterstock