
あなたの髪は大丈夫?美容師が教える「おうちヘアケア」のコツ3つ
髪を伸ばしているときに、髪の指通りが悪くなったり、引っかかったりして、急に髪の状態が悪くなってしまうことがありますよね。髪を伸ばしているのにこのような状態になってしまうと、せっかく伸ばしているのにダメージ部分の髪を切らないといけなくなることも。
そうならないために、髪のダメージを感じてきたら、ヘアケアをしっかりと行い髪をいたわりましょう。
今回は美容師の野澤琢眞さんに、自宅でできるヘアケアのコツを教えていただきました。
ヘアケアは髪のダメージを感じる前から
原則として、髪にダメージを感じてからヘアケアを行うのは非常にコスパが悪く、髪の状態をもとに戻すまでかなりの時間がかかってしまいます。大切なのは髪のダメージがはじまらないように、予防のケアをしておくことです。
ここではダメージとは、髪の主成分であるタンパク質が髪の内部から流失してしまい、髪本来のみずみずしさや柔らかさを失ってしまうことをいいます。日頃からシャンプーやトリートメントで、こまめにケアをしておきましょう。
使うシャンプーはアミノ酸系のものがおすすめ
毎日使うシャンプーによって髪の状態はかなり変わります。
とくにダメージを感じるようになったら、アミノ酸系のシャンプーを使うのがおすすめ。シャンプーの主成分に多く使われている高級アルコール系のものを長く使い続けると、髪のタンパク質が変形し、場合によっては髪のダメージにつながってしまうことも。
髪の主成分であるタンパク質はアミノ酸から構成されているので、使い続けてもダメージ悪化を抑えることが期待できます。
トリートメントは正しいつけ方で
髪のダメージケア効果が期待できるトリートメントですが、髪にただつけるだけでは、髪の補修がうまくできていない場合があります。トリートメントのつけ方で1番起こりやすい失敗が“塗布ムラ”です。とくに毛量の多い方は注意する必要があります。
正しいトリートメントのつけ方
(1)シャンプー後の濡れた髪を縦、横に髪を4つに分ける。
(2)1ブロックごとにしっかりとトリートメントを塗布する。
このとき毛先を揉み込むようにするのがポイント。ブロッキングをとることでトリートメントが、髪全体にムラなく塗布することができますよ。
(3)ぬめりがある程度とれるようにすすぐ。
洗い残しはNGですが、流しすぎないようにするのもポイントです。
ダメージが進んでからではなく、日常的にヘアケアを行って髪をきれいに保てるよう心がけていきましょう!
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