
プロはこうしてる!整理収納アドバイザーが教える「夜の家事を楽にする」ポイント2つ
一日の仕事を終えたあと、疲れたと思いながらも、日々家事をこなしている方も多いのではないでしょうか? そんなとき、家事が少しでもラクになればうれしいですよね。
そこで、整理収納アドバイザーのmaikoさんに“夜の家事をラクにするポイント”を教えていただきました。
「名もなき家事」を増やさない

出典: GATTA
家に帰るとホッと気がゆるみ、バッグや上着、買い物してきたモノを玄関に置きっぱなしにしてしまうことはありませんか? 帰宅したら、少しでも早くリラックスしたいと思うのは当然ですが、「あとで片付けよう」というのは、“名もなき家事”を増やしてしまうのと同じことです。
家事はできる限り簡単に済ませたいものですが、特に“夜の家事”は、必要最低限にとどめたいですよね。そうするためには、「あとで〇〇しよう」といったことをなくし、“名もなき家事”を増やさないことが大切です。
「あとで〇〇しよう」とならないためには、心がけも大切ですが、その場で済ませるための仕組みづくりが効果を発揮します。たとえば、下記のようにしてみましょう。
・玄関に置きっぱなしにしてしまうバッグや上着は、玄関に一時置きのスペースを作り、帰宅して玄関の床に降ろさず、一時置きスペースに置く。
・持ち帰った郵便物のうち、必要ないものは玄関にゴミ箱を置いておき、その場で処分し部屋に持ちこまない。
・買い物してきたストック品は、収納場所をなるべくまとめて、片付けるのにあちこち動かなくて済むようにする。
例にあげたものだけでも、あとから片付けようと思えばそれなりの手間になり、部屋が散らかる原因にもなりますよね。無意識のうちに、あとでやらなければならない“名もなき家事”を増やしてしまわないように、帰宅後の行動を見直し、仕組みをつくると“夜の家事”が楽になるはずです。
水回りの掃除は夜がおすすめ

出典: GATTA
一日の疲れがたまっている夜におこなう家事は、なかなか「さぁやるぞ」という気分にはならないですよね。そんな“夜の家事”におすすめなのが、帰宅後の行動のついでにできる“水回りの掃除”です。
まずは洗面台。帰宅して手を洗う時に、一緒に洗面ボウルをサッと掃除してしまいましょう。
夜に洗濯をする場合は、タオルで洗面カウンターも拭いて、そのまま洗濯機へポイ!とできますね。夜に洗面台をキレイにしておけば、翌日の朝の準備の際にも気持ちがいいはずです。
そしてもう一カ所、夜のうちに済ませると楽なのが“トイレ掃除”です。こまめにしたいトイレ掃除ですが、なかなか朝の時間にするのは難しく、タイミングを逃しがちです。そんなトイレ掃除は、入浴前に済ませるのがおすすめです。
入浴前にトイレに立ち寄ることを習慣化して、サッと掃除を済ませましょう。トイレ掃除のあとに入浴すれば、気分も体もすっきりし、その後の時間をリラックスして過ごせますね。
疲れて帰宅したあとも、家事をたくさんこなさないといけないのはストレスですよね。ポイントを押さえて、“夜の家事”を見直してみてくださいね。
⇒こんな記事も読まれています
あなたは大丈夫?インテリアのプロに聞いた「片づかない部屋」によくあるNG収納3つ
オンラインでも買える!プロおすすめ「ラク家事を叶える」無印良品グッズ7つ
毎日使う場所だからこそこだわりたい!プロがやっている「おしゃれなお風呂場を作るコツ」(AD)