
ここはさすがに…と諦めていたスペースを有効活用!プロ直伝「賢い収納術」11選
限られたスペースをいかに有効活用するかがカギになる、お部屋の収納。実は気づかない間に使えるスペースを無駄にしてしまっているかも。
そこで今回は、今までうまく活用できていなかったスペースをどう収納すればいいのか、収納のプロがご紹介します!
ちょっとした隙間から手の届かない場所まで、何気ないデッドスペースを有効活用してみましょう。
1:狭い隙間は「マグネット」で即席収納

出典: GATTA(ガッタ)
出しっ放しにしておきたいけれど、直置きやカゴにまとめて入れるのは掃除の邪魔。
そんな出しっ放し収納は、マグネットを活用すると便利です! 多い冷蔵庫をはじめ、レンジや洗濯機など、家電の側面は、マグネットが使えるケースが多いもの。
また、ユニットバスの壁面もサビにくいマグネットを使って、ぶら下げ収納を活用すれば、掃除がラクになりますよ。
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2:手の届かない場所は「ファイルボックス」で簡易引き出し

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キッチンの一番のデッドスペースと言えば、届きにくく、奥が見えない天井付近の収納スペース。
吊り戸棚や作り付けの食器棚など、何かと天井近くまで収納はあっても、上の部分は“滅多に使わないものの収納”として無駄にしてしまいがちです。
そこで、ファイルボックスを使って収めれば、どんなものも出し入れがスムーズ。奥まで見えないスペースも引き出してパッと見えるので、管理しやすい便利な収納スペースに早変わりです。
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3:余った壁は「ハンガー」で穴をあけずに引っ掛け活用

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壁の収納といえば、取り付けが切っても切り離せませんよね。しかし、ビスの穴をあけるのは無理という方も多いはず。
そんな方は、ドアの上部に引っ掛けるだけで簡単に扉裏が収納スペースになる扉用のハンガーがおすすめ。通販サイトやインテリアショップなどで、いろいろなデザインのものが売られていますよ。
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4:キッチン棚の隙間は「ファイルボックス」で有効活用

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引き出しスペースに一つ一つ贅沢に収納できれば快適に使えるキッチンツール。現実は、引き出しの中でこんがらがって取りにくかったり、まとめてツールスタンドに入れたら、倒れたり引っかかったり。
これもちょっとした隙間に忍ばせたファイルボックスにぶら下げ収納をすると取り出しやすいですよ。
細かな大量のキッチンツールのために引き出しを優雅に使うスペースはないけれど、ファイルボックスが入る縦の隙間なら案外見つかりやすいもの。使用頻度の少ないキッチンツールも、ファイルボックスを引き出すだけで、使いたいときにサッと取り出せますね。
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5:引き出し内の空きスペースは「つっぱり棒」で区切り収納

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キッチンでの収納の邪魔になりやすいフタ類。
たとえば、キッチンのコンロ下の引き出しに、鍋やフライパンのフタを前板の裏に立てかけながらつっぱり棒で支えてみましょう。収納の邪魔になりやすいフタ類が、引き出し内のスペースを有効に使いながら収納できますよ。
調理を始める際に手に取る鍋やフライパンも、はじめからフタを使うことはほとんどありません。そのため、鍋やフライパンの本体とフタは別にして収納した方が、家事の導線がスムーズです。
引き出しの前板の裏部分を上手に活用することで、同じ収納スペースの中を上手に区切ることが可能です。
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6:高さを無駄にしたくない場所は「ラック」で簡単収納

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最近では、シンク下も引き出し式の収納しやすいタイプのキッチンも多くみられますね。しかし、開き扉を開ければ仕切りも何もない収納の場合、使い切ることが難しいのが“高さ”です。
その場合、カゴに収納したいものをまとめて入れて、収納内に収めてみたはいいけれど、収納上部がポッカリ空いている……と、なりがち。
高さのあるシンク下の収納空間を有効活用するためには、まずは棚板代わりになる“ラック”を使うと便利。幅を伸縮できたり、奥にある配管を避けて組み立てられたりするシンク下専用のラックなど種類も豊富です。
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7:クローゼットの扉や壁面も忘れずに活用
収納力アップのためには、クローゼットの扉や壁面も忘れずに活用したいところです。
扉用フックや壁面に使えるフックなどを使って、帽子やトートバッグの収納などに活用してみましょう。
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8:バッグもかけやすい「クロスフック」

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100円ショップなどでも取り扱いのある大きなS字フック。引っ掛ける収納として何かと便利ですが、クローゼットでは、そこにひねりをきかせた『クロスフック』が便利です。
ポールにかける向きと物をかける向きが90度違うので、バッグなどを並べて引っ掛けることができます。

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バッグなどの小物も、吊り下げ収納なら出し入れがラクなうえ、使っていないときに散乱することがなくなりますね。
9:散らかる小物は「浮かせる収納」を

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クローゼットでは、衣類だけではなく小物もバラバラと散乱しがちですね。ファッション小物や、バッグに入れていた本や文具など、今日は持ち歩きたくない……と、バッグから出したまま放置してしまい、気づいたらゴッチャリ。
そんな小物も浮かせる収納グッズを使って、一定量しか入らない定位置を作れば増殖しにくいですよ。無印良品やIKEAなどで手に入ります。
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10:靴一足のサイズにぴったり「ポリプロピレンキャリーボックス」

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玄関には、いつも履いている靴のほかにも多くの履物が収納されています。
例えば、“冠婚葬祭用の靴”や”登山などのアウトドア用の靴”、夏限定の“浴衣用の下駄”や“ビーチサンダル”など、年に数回しか履く機会がないながら必要不可欠な履物も意外と多いものです。
そんな使用頻度の少ない靴をそのままポイッとしまっておいては、ホコリを被ってしまったり、使用頻度の多い靴の出し入れの邪魔にもなったりしてしまいます。
そんなイレギュラーな靴は、ちょうど大人の靴一足が収納できるサイズの『ポリプロピレンキャリーボックス・ロック付』に入れて収納するとスッキリ。

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ボックスに収納すれば、積み上げることもできるのでデッドスペースにしまうこともできます。
また、長期間しまったままになりがちなら、カビなどの予防に防虫剤なども入れることもできますね。
11:扉裏収納の活用に必須「ステンレス横ブレしにくいS字フック」

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棚収納が多い玄関ですが、ぶら下げて収納したほうが出し入れしやすいものもありますよね。
そんなぶら下げ収納は、扉裏を活用すれば簡単です。そして、一つのものしか収納できないフックをいくつかつけるよりも、ポールをつけたほうが収納力はアップします。
そこで活躍するのが『ステンレス横ブレしにくいS字フック』です。掛けているものが動きにくくなるので、干渉せず出し入れがスムーズになりますよ。
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手の届きにくい高い場所やキッチンまわりなど、家のあらゆるデッドスペースを使った収納方法をご紹介しました。ぜひこの記事を参考に、広々としたお部屋にしてみてくださいね。
※ こちらの記事はGATTAの過去掲載記事をもとに作成しています。
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※Chomna N / Shutterstock