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「平素より」と言うのはOK?文面&口頭での敬語の使い分け方8つ

2020.02.16 20:30

日々仕事をするうえで、敬語は必要不可欠。お客様や上司との会話、ビジネスメール、ビジネス文書など、さまざまなシーンで敬語が使われます。

しかし、どのようなときでも同じ敬語を使えばOK!というわけではありません。TPOに合った敬語を選ばないと違和感や不快感を与えてしまう可能性も。

そこで今回は、文面と口頭で分けて使った方がよい敬語、TPOに合った敬語の言葉選びについて、ビジネスマナー講師の西谷依里子さんがご紹介します。 

1:相手の会社を表す「貴社」と「御社」

「貴社」は口頭では使わない書き言葉です。口頭では「御社」を使いましょう。

また、銀行の場合は「貴行」と「御行」、病院の場合は「貴院」と「御院」となります。

 2:敬称の「様」と「殿」

「殿」は、主に国や公共団体が公用の文書を発行する時などに使う”書き言葉“です。

対して、「様」は普段の会話や文面でも使える敬称です。目上目下に関わらず誰に対しても使えます。

3:「幸甚に存じます」

口頭で使うと、オーバーな表現となり堅苦しい印象を与えてしまいます。

口頭の場合は、「幸いです」「嬉しく思います」「大変助かります」などの方が違和感なくわかりやすく気持ちが相手に伝わります。 

4:「平素より」

平素は、“いつも”や“普段”、“日頃”を丁寧にした表現です。“平素より格別のご愛顧を賜わり厚く御礼申し上げます”というように、ビジネス文書やお取引先へのごあいさつ状などの改まった正式な文書の時に用いることの多い丁寧な言葉です。

普段の口頭でのあいさつでは「いつも大変お世話になっております」で十分気持ちは伝わります。 

5:「ご教示いただけますと幸いです」

ビジネスメールや目上の方に対して丁寧な言葉で“教えてほしい”を伝える場合に使います。丁寧な表現であり、普段の会話では少し堅苦しい印象を与えることも。

口頭の場合は、「お教えいただけますと助かります」「お知らせいただきたい」など、状況にあわせて言い換えましょう。

6:「御礼申し上げます」 

文面やスピーチの場合は別として、普段の会話では丁寧すぎます。

お礼の気持ちを口頭で伝えるときは、「ありがとうございます」「その節は大変お世話になりました」「本当に感謝しております」「○○様のおかげでございます」など、素直な言葉で表現するのが一番です。 

7:つい使ってしまう「今」や「どっち」などの言葉

親しい間柄の方との会話では、カジュアルな言葉遣いが許されることもあります。もちろん口頭でも大切ですが、メールや文書は別。

どんなに親しくてもビジネス上の文面では丁寧な敬語を使うのが礼儀です。“今”は「只今」、 “今日”は、「本日」、“さっき”は「先ほど」、“ちょっと”は「少々」を使いましょう。

8:口癖言葉

口癖になっているカジュアルな言葉は、そのまま記さないように“やっぱり”は「やはり」、“どっち”は「どちら」、“~的には”は「~としては」など、丁寧な表現にしましょう。

 

文面で使用する言葉は記録として残ります。だからこそ正しい敬語をえらばないと“教養のない”“失礼”というイメージを与えてしまったり、誤解を招くことも。

口頭では、丁寧すぎる表現は堅苦しく近寄りにくいイメージを与えることもありますので、TPOや相手に合わせて敬語の選び方も変えましょう。

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