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バスタイムは気を抜きがち?美容師が教える「間違ったNGヘアケア」12選

2019.12.16 21:30

バスタイムでのヘアケア、あなたはどんなことに注意していますか? 良かれと思ってやったケアが実は逆効果になっていることも。

そこで今回は現役美容師に、バスタイムでやってしまいがちなNGヘアケアを教えてもらいました。これを機に、毎日のバスタイム美容を見直してきれいな髪を目指しましょう。

1:シャンプー前のお湯洗いをしない

シャンプーをする前に髪をお湯で十分に洗い流さないと、シャンプーがしっかり行えません。しっかりとお湯洗いをするようにしましょう。

お湯洗いをしっかりとすることで、髪に付着した汚れやスタイリング剤をある程度きれいに落とすことができます。

ここで汚れを十分に落とせば、シャンプー時の泡立ちもよくなり効率的にシャンプーをすることが可能に。一度洗いでもきれいに汚れが落ちますので、シャンプーの消費を少なく済ませることもできます。

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2:シャワーが熱いorぬるい

シャンプー前やシャンプー後、トリートメント後にシャワーで髪を流しますよね。そのとき、お湯の温度は“40度前後”を保つようにしましょう。

お湯の温度が極端に高いと、髪のダメージを受けやすいだけでなく、カラーリングした髪の場合は退色を早めてしまうことも。寒い時期はついつい温度を高めに設定しがちなので、気をつけるようにしましょう。

逆に、極端に温度が低い場合はトリートメントの浸透効率が悪くなることがあるため、こちらもおすすめしません。必ず適温でシャワーを使うようにしましょう。

3:シャンプー後のすすぎが甘い

シャンプーで髪を洗ったあと、なんとなくすすいですぐにトリートメントをつけていませんか? シャンプー後はしっかりとすすぎましょう。

市場で多く販売されている高級アルコール系のシャンプーの場合、すすぎが不十分だと、頭皮や髪に残った成分が酸化して不純物となります。そのままの状態を放っておいてしまうと髪の柔らかさや滑らかさを損なってしまうことになりかねません。

その後つけるトリートメントの効果も発揮しにくくなるので、シャンプー後のすすぎは必ずしっかりと行うようにしましょう。

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4:シャンプー&トリートメントを毎日行わない

シャンプーとトリートメントは原則毎日行ってください。

毎日の汚れをシャンプーで落とし、失われた髪の栄養成分を髪の内部に浸透させることできれいな髪を維持することができます。

シャンプーは頭皮をしっかりと動かして汚れを浮かしとることと、泡はすすぎ残しのないようにしっかりと洗い流すことがポイントです。

トリートメントは髪の毛先を中心に適量塗布したのち、手のひらで揉み込むようにしてしばらく時間を置いてからすすぐようにしてくださいね。

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5:シャンプーで2度洗いをする


                     出典: Pixel-Shot / Shutterstock

毎日のヘアケアで欠かせないのがシャンプー。泡立ちが悪いのを理由に2回シャンプーをしていませんか? 実はこれはNGヘアケア。

多くのシャンプーの中に含まれる界活性剤面という泡立てる成分は、必要以上に使いすぎると髪を傷める原因や頭皮の荒れのもとになる可能性があるといわれています。シャンプーは、原則1日に1度を心掛けましょう。

また、そもそも1度目のシャンプーで泡立ちが悪い原因は、スタイリング剤や汚れが髪や頭皮に付着していて、シャンプーの泡立ちを邪魔している場合が。それを防ぐためには、シャンプー前にしっかりと“お湯洗い”をしましょう。お湯洗いでほとんどの汚れは落とすことができますので。シャンプーの泡立ちもよくなるはずですよ。目安はお湯洗いだけで1分以上です。

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6:ダメージ毛でなくてもトリートメントする

シャンプーをしたら、トリートメントも当たり前のようにしている方多いですよね。もちろん髪のダメージが進んでいる方はしっかりとすることで、きれいな髪質へ導くことが期待できます。しかしダメージの進んでいない髪へのトリートメントは逆効果になることも。

もともとうるおいのある髪にトリートメントをつけてしまうと、髪の質感が必要以上に重たくなってしまったり、べたついてしまったりと質感を損なう場合があります。自分の髪にトリートメントが必要かどうか、たしかめてから使うようにしましょう!

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7:トリートメントを根元につける

しっかりとケアをしたいがために、トリートメントを根元からつけてしまう方がいますが、これはNG。

そもそも髪は毛先に行くほどダメージが進んでいるものです。逆に根元はほとんどダメージがなく、トリートメントをつける必要はありません。

むしろ毛穴にトリートメントが詰まってしまい髪の成長の妨げになります。トリートメントは毛先を中心に揉み込むようにつけてください。

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8:トリートメントを軽く洗い流す

トリートメントをするのはとても良いことなのですが、しっかり流せていますか? トリートメント成分が髪に残っている方が良いと思って、トリートメントの流しが軽めの方が多くいらっしゃいます。

しっかり流さないと毛穴に詰まることもあり、頭皮が荒れる原因にもなりやすいです! 髪の毛の手触りも逆に悪くなりますのでトリートメントはしっかり流すことを意識してください。

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9熱いシャワーで髪を洗う

冬は寒いからといってシャワーの温度を高く設定している方も多くいらっしゃると思います。

しかし、熱いシャワーは髪の毛の乾燥の原因となる可能性が高いのです!

熱い温度のお湯は皮脂を落としやすくしますが、頭皮が乾燥すると皮脂が不足していると捉えられて、皮脂が過剰に出てしまうことが。すると、頭皮や髪の毛がベタつきやすくなってしまいます。シャンプーの際のシャワーの温度は体温に近い35〜40度が適温ですよ。

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10:髪を洗いながら泡立てる

シャンプーは、泡によって髪の汚れやダメージにアプローチします。お湯洗いをしっかりとした後は、シャンプーをあらかじめしっかりと泡立てましょう。

コツは、シャンプーを適量手のひらにのせたあと、手のひら全体を頭皮に密着させて泡立てること。摩擦面積を大きくすることでキメの細かい泡が立ちやすくなります。途中泡立ちが悪くなった場合はお湯の量が少ない可能性があるため、少しずつお湯をつけて調整してみましょう。

11:シャンプーは指先で泡立てる

シャンプーをしっかりと泡立てたあとは、指の腹の部分を使って髪を洗います。

このとき絶対に爪を立てないように気をつけてください。爪を立ててしまうと頭皮が傷つくことがあるので、指の腹を優しく頭皮に密着させて洗うようにしましょう。特に髪の量の多い襟足部分や耳上は洗い残しが起こりやすいので、念入りに行うようにしてください。

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12:頭皮ケアをしない

短時間でいいので、“頭皮マッサージ”をすると、毛細血管の流れが良くなり、薄毛や抜け毛の軽減が期待できるそう。

やり方はとても簡単で、両手の4本指(親指以外)を頭皮に密着させながら、頭皮を動かすようにマッサージしてみて。生え際、耳周り、襟足などにツボが集中しているそうなので、そのあたりを重点的に行うのがおすすめです。

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意外と知られていないNGヘアケアもあったかもしれません。正しいヘアケアを身につけて、美しい髪の毛をぜひ維持し続けてくださいね。

※ こちらの記事はGATTAの過去掲載記事をもとに作成しています。

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