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至近距離も怖くない肌へ!プロ直伝30代からの「ベースメイクテク」11選

2019.09.06 21:00

30代になると肌悩みも変わってくるはず。テカリ、化粧崩れ、ほうれい線など、年齢を重ねるにつれ変化する肌に悩みを抱えていませんか?

そこで今回は、よくある肌悩みをケアしてくれるベースメイクテクニックを、美容ライターのみなさんに教えてもらいました。

まずは化粧前の土台から

テク1:テカリやすいなら保湿は念入りに

崩れの原因である土台の肌状態を整えることが大切。土台の肌の状態をよくしなければ、いくら上からおさえても崩れていくものです。

テカリの原因である皮脂崩れは、多くは肌の水分と油分のバランスが整っていないために起こる場合が多いもの。基本的なスキンケアを入念に行いましょう。

テク2:スキンケア後のティッシュオフ

スキンケアの後に“ティッシュオフ”をしていますか? たかがティッシュオフと思われがちですが、実は美肌メイクにとって非常に大きな影響をもたらします。

スキンケア後の肌はうるおいがあり、とてもメイクのノリが良い状態ですが、気をつけなければいけないのは、余分な油分や水分。ティッシュオフしておくことで、毛穴落ち(毛穴にファンデーションが入り込んでしまうこと)や化粧崩れを防ぎやすくなるんですよ。

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化粧崩れを防ぐ!下地&ファンデ

テク3:保湿タイプの下地とパウダータイプのファンデを選ぶ

テカらないベースメイクに仕上げるには、下地とファンデーションの選び方はとても重要です。

下地は保湿効果や皮脂吸着効果のあるタイプをセレクト。そしてファンデーションはリキッドタイプより、パウダータイプを選びましょう。油分が少ないので、特に夏のメイクにはおすすめです。

テク4:皮脂コントロール下地は部分的に

化粧崩れを防ぐためには、皮脂分泌をおさえる下地を顔全体に塗らないこと。このような下地は、必要のないところまで塗ると乾燥につながる可能性が。目周りの小じわなどが出てきているように見えてしまうこともあります。皮脂分泌が過剰になりやすい部分にだけピンポイントで使いましょう。

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肌浮きしにくいファンデーションの塗り方

テク5:ブラシ・スポンジを使う

ファンデーションが肌から浮いて見えてしまう……そんな残念メイクを解消したいときは、“ツール”を変えてみるのも良いでしょう。

リキッドファンデーションの場合には、“スポンジ”で密着感を高めるのが最適。パウダーファンデーションなら、付属のパフではなく毛足の短い“ブラシ”を使って仕上げるのがおすすめです!

テク6:べた塗せず、塗り分けする

自然にキレイに仕上げるコツは、“塗り分け”をすること。全部を均等に塗ろうとすると布を1枚張り付けたような仕上がりになってしまうので、ファンデーションが浮いて見えがち。

カバーしたいところはしっかりめにファンデーションをつけ、逆に比較的カバーしなくても良いところには薄く。これだけの塗り分けでも顔の中には立体感が生まれ、ファンデーションが浮いて見えにくくなるでしょう。

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濃いクマを隠して若見え

テク7:コントロールカラーで自然にカバー

出典: Shutterstock

できてしまったクマのタイプでアイテムを使い分けるのも、上手にクマを隠すメイクテクニック。

たとえば青クマや黄クマは、コントロールカラーを使ってナチュラルにカバーするのがおすすめ。ちょっと濃いめのクマにはオレンジのコントロールカラーを使ってみるとよいでしょう。

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シワを目立たなくさせるためのテクニック

テク8:コントロールカラー&コンシーラーで気になる部位をカバー

では、どうすれば目立たなくなるのか? それは溝として深くなってしまうパーツ以外を明るくし、くすみを飛ばすこと。光の効果でほうれい線を目立たなくする方法がおすすめです。

(1)コントロールカラー(下地)を口周りに塗布

光の効果でシワを目立たなくしたいので、少しパールが入っているものがおすすめ。

コントロールカラー(下地)は、ファンデーションやコンシーラーに比べて質感が軽いので、シワになりづらく、きれいに仕上げることができます。

(2)リキッドタイプのコンシーラーでシワの影をなくしていく

小鼻の脇からほうれい線の上の部分にコンシーラーを塗布します。ほうれい線のシワに入り込まないよう上に伸ばすようになじませましょう。

しっかりとなじんだらいつも通りにファンデーションを塗布し、パウダーをブラシでふんわりとかけます。

使用するコンシーラーはリキッドタイプがおすすめ。テクスチャーが固いものはよく動く部分には不向きなので、軽いテクスチャーのリキッドタイプのものを使いましょう。

また、パウダーをパフに取り、しっかりとシワに入れ込むのはNGです。大きなブラシでふわっとかけるくらいにとどめましょう。

(3)口角にリキッドコンシーラーを塗布

ほうれい線が目立つということは、顔全体が下がって見えてしまっているということ。

これを軽減させるために口周りのくすみを飛ばし、口角が上がっているように見せていきましょう。

口角にリキッドコンシーラーを塗布し、ほうれい線周りと同様、上にあげるようになじませていきます。

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テク9:夕方に目立つ「ほうれい線」のお直しのコツ

まずはあまりメイク直しの時間がとれないときの簡単な方法から。

大事なのは、ほうれい線が目立ってきたからといって、むやみにメイクを足さないこと。

ほうれい線は、メイクに厚みが出れば出るほど、かえって目立ってしまうこともあるんです。肌になじむ程度の量で直してみましょう。

(1)まずは、ほうれい線付近のファンデーションをポンポンとスポンジで叩きながらなじませます。

(2)フェイスパウダーを筆にとり、さっとほうれい線の部分に払いながらなじませます。

このときのポイントは、ほうれい線を明るめの色で飛ばせるように、コントロールカラー効果のあるパウダーを使うこと。

写真のような黄色系やピンク系をチョイスすると、ハイライト効果が出てほうれい線が目立ちにくくなりますよ。

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透明感のある肌に近づくコスメ使いのコツ

テク10:ベースメイクで色補正は基本

30代になると、今まで気にならなかった“色ムラ”や“くすみ”などが目立ち始める頃。これが仕上がりの満足度を半減させてしまう大きな原因のひとつになってしまうことも……。

なので、しっかりカバーしておくことが大切です! 目元のクマなどはオレンジ、血色感を出したい部分にはピンクなど、肌悩みごとに合わせて取り入れるのがコツですが、1色できれいにカバーできるのが理想ですよね。

大人のくすみ肌を1色で補正したいなら“パープル”がおすすめ。ひと塗りで、くすみのない透明感ある肌へと仕上がりますよ。

テク11:ハイライトとローライトで、顔にメリハリを

30代からは濃いメイクより薄めのナチュラルメイクのほうが、透明感もアップするためおすすめ。さらにフェイスまわりのたるみも、ベースメイクできちんとカバーをすることが可能です。

そこでおすすめアイテムが、“ハイライト”と“ローライト”。たるみなどが目立つフェイスラインにはローライトでシェーディングを、鼻頭や目頭などにハイライトをのせてメリハリをつくっていきましょう。このひと手間で、シュっと引き締まった小顔に見せてくれる効果が期待できるうえ、メリハリがつくことで透明感が際立ちますよ。

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ベースメイクの仕方を少し工夫するだけで、崩れ知らずのベースメイクに仕上がります! ぜひチャレンジしてみてくださいね。

【画像】
Rido、 Dmytro Zinkevych、puhhha、 Valua Vitaly / Shutterstock、Ushico / PIXTA(ピクスタ)

※ こちらの記事はGATTAの過去掲載記事をもとに作成しています。