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「させていただきます」はどっち?間違いやすいNG敬語&正解4つ

2019.05.15 21:30

普段から何気なく使っているけれど、その敬語は、実は間違っている……ということが結構あるものです。

そこで今回、ビジネスシーンで間違いやすい敬語についてマナー講師である桜美月さんに教えていただきました。間違いやすい表現をチェックしておきましょう。

間違いやすい敬語はこの4つ

敬語は誰が誰にしたことなのか、敬意を払うべき相手は誰なのかによって、使い方が変わります。

NG:「藤田部長様はいらっしゃますか」

OK:「部長の藤田様はいらっしゃいますか」

⇒「部長」自体が敬称ですので「様」をつけるのは二重敬語です。

NG:「部長がお話しになられました」

OK:「部長がお話しになりました」「部長がおっしゃいました」

⇒「話す」の尊敬語は「お話しなる」です。「お話しになられる」では二重敬語で誤りです。

NG:「~の件は、いかがいたしますか」

OK:「~の件は、いかがなさいますか」

⇒「いたす」は謙譲語なので、相手に対して使うのは不適切です。

NG:「お問い合わせの件に関して、回答させていただきます」

OK:「お問い合わせの件に関して、ご回答いたします」

⇒「させていただきます」は、自分をへりくだるので丁寧に感じますが、相手から“許可”と“恩恵”を受ける場合に使う表現です。そうでない場合は、「いたします」を使うのが適切です。

この6つだけ押さえて!社内外で使い分ける敬語

仕事で使う敬語は、社内と社外を意識して次の6つのパターンを覚えておきましょう。

(1)社内で上司のことを他の人に伝える場合

「山田社長はただいま外出されています」と敬語を使います。

(2)社外の人に上司や先輩のことを伝える場合は、社内の人には敬語を使います。

「社長の山田は、ただいま外出しております。」と言います。

(3)社内で上司や先輩と話す場合

「鈴木部長、明日の打ち合わせですが、13時のご都合はいかがでしょうか?」と敬語で話します。

(4)課長の意思を部長に伝える場合

「山田部長、鈴木課長が、〇〇とおっしゃっていました」と両者に対して敬語を使います。

(5)社外の人のことを上司に伝える場合

「部長、B社の山本様がお見えになりました」「課長、C社の田中様を応接室にご案内いたしました」と 社外の人に敬語を使います。

(6)社内の人のことをその人のご家族に伝える場合

上司・同僚の家族には敬語を使います。部下の家族には丁寧語でお話ししましょう。

「木田部長は、ただいま外出されています」

「桜さんは、15時に戻る予定でございます」

 

敬語をマスターするコツは、実践で使い慣れていくことです。

そして敬語を使う相手に対する尊敬と感謝の気持ちをもって使うと、より人間関係も円滑になるのではないでしょうか。

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fizkes、SmartPhotoLab / Shutterstock

【参考】
※ 『媚びてないのにかわいいシンデレラマナー』(桜美月) / 主婦の友インフォス情