
本当の自信とは。今すぐできる思考法で幸せな未来を手に入れよう
これまで過剰さが心の中にスギを生やし、余裕や自信を失わせていること、自信を持つ人にはいろんなタイプがいることがわかりました。
しかし、自信といっても言葉ではわかっているけれど、なかなかどんなものか、どんな状態かとは明確にはわからないという人も多いはず。
そこで今回は、藤由達蔵 著『自分になかなか自信をもてないあなたへ』を参考に、本当に自信を持つ人達が共通して得ている感覚、自信を保ち続ける秘密についてご紹介します。
本当に自信を持つ人に共通すること
「本当に自信を持つ人」が抱く3つの感覚がこちら。
・「自分は人生の主人公だと感じている状態」
自分は主役であって、その他大勢や風景の一部とは異なる存在なんだ!という意思がある状態のこと。
この感覚があると根拠があろうとなかろうと、自分はこの世にとって存在価値があると思え、自分で人生を動かしていきたいと思えるようになります。
また、誰かに頼ること、頼られることを通して“自立”を学び自分は人生の主人公なのだという認識を得ることで、本当の自信が芽生えていくのです。
・「あるがままを受け入れている状態」
簡単に言うと、肯定感が高いということ。この状態にあると、素の自分、他人、周りの環境を受け入れることができると同時に、受け入れられている安心感を持つことができます。
しかし、肯定感が低いと否定や拒否につながり、ひいては自分の存在をも否定してすべてを破壊し、自信を失ってしまうのです。
つまり、肯定感を高めることが、自愛につながり、不安が自信に変わっていくのです。
・「自分には能力があると思っている状態」
自分には行動・実行できる能力があるという感覚のこと。
何かに取り組もうとしているとき、人は心の中で不安や葛藤があったとしても、できるはずという気持ちが芽生えることがあります。
結果に問わず、自分には取り組む資格があるという“有能感”が行動を生み、さらに自信を高めていく要素になるのです。
3つの感覚のバランス
この3つの感覚のどれかが低下すると、自信を保ち続けることが困難になってしまいます。
自分が主役だから自分でいろんなことを行動してみたいという思いをもつ一方で、周りは受け入れてくれるのか怖くてできなかったり。
上記の3つの感覚を確認すると自分がどんな状態なのか、どの感覚が低下しているのかチェックすることができます。
何かを見ても、何をしても、3つの感覚が途切れることなく作動しているのが“自信がある状態”なんです。
自信とは奥が深く、なかなかわかりにくいものですが、だからこそ常日頃から自分を見つめなおし、大事に育てていくべきものなのかもしれませんね。
【参考】
※ 藤由達蔵 著 『自分になかなか自信をもてないあなたへ』(株式会社アスコム)
【画像】
※ LStockStudio / shutterstock
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