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無理しすぎてない?頑張る人こそ知るべき自分を追い込んでしまう理由

2017.10.27 21:00

突然ですが、あなたは普段“過剰”になっていませんか? 日常を生きる中で何かを頑張ることは大切ですし、そうすることで生きがいややりがいなどを感じることができて、満たされることもあるでしょう。でもその“頑張る”ことが過剰になり、やりすぎて自分自身を追い込んでしまっている人もいるはず。無理してしまう性格の人は、ぜひ自分を見つめる機会に参考にしてみて下さい。

そこで今回は、藤由達蔵 著『自分になかなか自信をもてないあなたへ』を参考に、無理して頑張る人こそ知りたい、ついつい自分を追い込んでしまう理由をご紹介します。無理してしまう性格の人は、ぜひ自分を見つめる機会に参考にしてみて下さい。

 

忙しい人たちの心には「スギ」が生えている?

何かと忙しい生活を送る人の中に表情を失っていたり、生気がなく朝からグッタリしていたりする人を良く見かけます。

このような人たちに共通しているのが、自分のキャパシティを超えた、度が過ぎた状態である“過剰さ”を抱えているということです。

また、その過剰さが心の中に生じると、まさに杉(スギ)の樹のように伸びていき、心の余裕を埋め尽くしていくのです。このスギ(=過剰さ)の樹にはいくつかの種類があります。

・気の使いスギ

・評価気にしスギ

・失敗恐れスギ

・がんばりスギ

いくつか例を挙げてみましたが、他にもまだたくさんのスギが。ハッキリした理由もないまま何でもやり続けてしまっている、休みが欲しいと思いながら息つく暇もない、人間関係に疲れている……など、何らかの理由によって生きづらさを感じることによって上記のようなスギが心の中に生えてしまうのです。

 

自分を追い込んでしまう理由は?

なぜ無理をしている人はそこまで自分を追い込んでしまうのでしょうか。それは“自信”を補おうとしているから。

こういった人たちは“自信”がないため、“スギ”で埋め合わせをしようとして、スギを生やすことで心の中のバランスが取れる、と思い込んでしまっているのです。

ですが、実際はスギが多ければ多いほど、自分の仕事とく足はバランスを崩してしまいます。このバランスが崩れ、生きづらくなった人生や仕事は他人ではなく自分自身しか理解することできないし、他人に期待しても何も変わることはありません。

たくさんの“スギ”を抱え、生きづらくなっている人は、“自信”を取り戻す必要があるのです。

 

最近自分が焦っていたり、なんだか余裕がない、仕事が楽しくない、と感じている人は心の中に“スギ”が生えてしまっているかもしれません。

こういった問題は他人や周りの環境に解決を任せるのではなく、自信を取り戻し自分が変わることで解決の糸口が見えてくるはずですよ。無理しすぎないようにしてくださいね。

 

【参考】

※ 藤由達蔵 著 『自分になかなか自信をもてないあなたへ』(株式会社アスコム)

【画像】

※ Beer5020 / shutterstock

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