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いくつ知ってる?私たちが知るべき3つの真実の数字とは【イベントレポ】

2017.10.26 19:30

先日、東京・大阪で開催された、女性の社会での活躍をめぐる日本の現状に関して、さまざまな統計・白書に示された“真実の数字”と“その数字が持つ意味”を3人の女性アーティストが表現したアート展『True Numbers Museum Produced by LUX』。

そこで発表された作品から、自分たちのことなのに意外と知らない、日本社会における女性の現状に気づくことができました。

 

「3.4」が示す真実とは?

出典:https://gatta-media.com

これは、写真家・在本彌生さんの『アンバランスな混声合唱』という作品。“上場企業の役員に占める女性の割合は3.4%”であることを表現しているそう。

合唱コンクールといえば、誰もが学生時代に経験したイベント。そんなシーンに、現在のいびつな社会構造が反映されています。

“合唱コンクールは熱い。部活に忙しい人、学校に馴染めずにいる人、やんちゃをしている人、勉強が得意な人、苦手な人、同じクラスにいるというだけ、普段はまったくべの感覚で学校生活を送る生徒たちが、「歌う」というプリミティブな、少し恥ずかしくてそのくせスカッとする行為によって、高揚する、気持ちをひとつにする。

(中略)体育館の舞台で歌っていたあの頃、進化したはずの今の日本の社会構造が異様なまでにアンバランスだなんて、考えてもみなかった。97名の男子と3名の女子。歌うみんなひとりひとりが、それぞれの個性や力を無理なく発揮できる未来がおとずれるように、今を生きる私たちがその準備をしなければ。”

 

「73」が示す真実とは?

出典:https://gatta-media.com

これは、画家・カオルコさんの『10:7』という作品。女性の平均給与は、男性の73%であることを表現しているそう。こんな男女間の格差があったなんて、知らなかった方も多いかもしれません。具体的な数字にしてみるとより驚きが大きくなりますよね。

 

「111」が示す真実とは?

出典:https://gatta-media.com

これは、建築家・吉田愛さんの『天まで続く階段』という作品。日本の男女格差は、世界144カ国の111位という意外な数字を、重力に反して片持ちで自立している違和感のある状況によって表現しているそう。

111段で構成された階段は、今の順位と1位の国までの距離感が感じられるものになっています。

それと同時に、天に向かってまっすぐ伸びていくその形は、“男女という差異を超え、多様性を肯定するこれからの向かうべき社会の在り方、意識の在り方”を示しているのだとか。

 

あなたが知っている“真実の数字”はいくつありましたか? 自分たちのことなのに、意外と知らないことが多かったのではないでしょうか。

最近、“女性の社会進出”という言葉を耳にする機会も増えていますが、どこか他人事に考えている方も少なくないでしょう。しかし、社会で活躍すること=バリバリと働くことだけ、ではないはず。あなたがあなたらしく社会と関わる方法を考え、実行することこそが“社会進出”なのではないでしょうか。

まずは女性を取り巻く“事実”を知ることからはじめ、そのうえで自分らしく輝くために、どのように生きていきたいのか考えてみてもいいかもしれません。

 

【イベント詳細】

※ True Numbers Museum Produced by LUX

【参考】

※ 平成29年版男女参画白書 – 内閣府

※ Global Gender Gap Report 2016 – Reports – World Economic Forum

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