
誰でもできる!シェーディング&ハイライト基本の使い方
シェーディングやハイライトを駆使し、顔に立体感を出すコントゥアリングメイク。近年おしゃれに敏感な女性を中心に大流行し、美容雑誌でも頻繁にその方法が紹介されています。
しかし「コントゥアリングメイクは難しい」と感じている方は多いのではないでしょうか? 実際に、細かい部分にまで陰影をつけようとすると、高度なテクニックが必要になります。
そこで今回は、誰でも簡単にできる初心者向けコントゥアリングメイクをご紹介。ほんの少しの手間で、ぐっと洗練された顔になれますよ!
ハイライトは2ヶ所だけでOK!
ハイライトは、光を集めて立体感やツヤ感を演出するアイテム。初心者さんは、“鼻筋”と“頬”の2ヶ所に入れてみましょう。
・鼻筋
眉間よりやや上から、鼻先1cmほどを残してまっすぐに入れます。ポイントは、鼻先までは入れないこと。こうすることで、ハイライトの主張が強くなりすぎたり、テカりに見えてしまったりするのを防げます。
また、横幅を広くしすぎると鼻が大きく見えます。パウダータイプの場合は細いブラシを使って、クリームタイプの場合は横に伸ばさないようにして、シャープに入れてください。
・頬
まず、自分の顔の形を見極めましょう。顔に縦の長さが足りない方(丸顔など)は、ハイライトを縦長に入れて、理想的な卵型の顔に近づけます。目の1cmほど下からスタートし、鼻横から指1本分を空けて、小鼻のあたりまで入れましょう。多少個人差がありますが、横幅は2cmほどに留めておくのがベストです。
一方顔が縦に長い方は、横に向かってハイライトを入れます。上記と同じ位置からスタートして、頬の最も高いところまで横にブラシや指を動かしてください。
なお、筆者おすすめのハイライトは以下の2つです。

バーバリー『フレッシュグロウ ハイライティングルミナスペン No.01』(左)、バーバリー『フレッシュグロウ ハイライター No.01』(右)
出典: GATTA(ガッタ)
自然なツヤ感を好む方や肌の乾燥が気になる方は、クリームタイプを。さらっとした仕上がりや華やかなツヤ感を好む方はパウダータイプを選ぶといいでしょう。
シェーディングで輪郭のいらない部分を削って
初心者さんの場合、シェーディングを使うのは顔の輪郭だけでOK。クリームタイプのシェーディングを使って、顔の“いらない部分”を削ります。具体的には、自分の輪郭に理想的な輪郭(卵型)を重ねるようにイメージし、はみ出た部分に入れていくのです。
丸顔さんの場合は、サイドの部分を削ります。シェーディングで自分がなりたい輪郭を描いたら(大胆に入れて大丈夫です)、顔の外側に向かって、境目がわからなくなるまで指でぼかしていきましょう。
面長さんの場合は、おでことあごを削ります。シェーディングを横向きに入れ、丸顔さんのときと同じく、顔の外側に向かってぼかしていきましょう。
人から見てシェーディングを入れたことがわからないくらいぼかしたら完成。いつもよりシャープな顔立ちになっているはずです。
筆者が愛用しているシェーディングは、以下の2つ。

キャンメイク『シェーディングパウダー』(左)、セザンヌ『シェーディングスティック』(右)
出典: GATTA(ガッタ)
初心者さんにおすすめなのは、圧倒的にクリームタイプ。パウダータイプはぼかすのが難しく、どうしても最初ブラシを置いた部分が濃くなりがちです。「パウダーの柔らかい仕上がりが好き!」という方は、柔らかめのブラシを使い、優しく滑らせるように塗ってください。初めに余分な粉を手の甲などでオフすることもお忘れなく。
今回ご紹介した基本のテクニックを実践するだけでも、顔立ちはおもしろいほどに変わります。コントゥアリングメイクを試したことがない方は、まずはここからスタートしてみてくださいね。
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